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【3月19日】令和2年群馬県農畜産物等の輸出金額について(ぐんまブランド推進課)

更新日:2021年3月19日 印刷ページ表示

 群馬県農畜産物等輸出推進機構にて、県内農畜産物及び食品の令和2年輸出金額を調査した結果、前年をやや下回る11億1千万円となりました。
 「牛肉」や「青果物」が前年を大きく下回る一方、海外で人気の高まっている「こんにゃく製品」や「酒類」は順調に増加しました。

1 令和2年の特徴

  1. 「畜産物」のうち牛肉は、新型コロナウイルスの影響でレストラン需要が低下したEUや香港への輸出が減少しました。一方、米国や東南アジア向けは在宅需要等に対応できたため、輸出額も増加しましたが、牛肉全体では前年を20%程度下回りました。
     また、今回初めて鶏肉や豚肉の輸出も確認されました。
  2. 「農産加工品」のうち、県の特産であるこんにゃく製品が約80%を占めています。こんにゃく製品は、近年、健康食品として海外での認知度が向上してきており、輸出量も増加しています。
  3. 「青果物」は新たに輸出に取り組む生産者が増加したものの、これまで県産青果物の輸出を牽引してきた大手業者が輸出部門を縮小したため、輸出額は大きく減少しました。
輸出状況
区分 令和元年輸出額
(千円)
令和2年輸出額
(千円)
前回比 主な輸出先
牛肉
(牛肉・鶏肉・豚肉)
783,949 643,377 82.1% EU、香港、米国、東南アジア
農産加工品
(こんにゃく製品・加工品)
351,042 405,941 115.6% 東南アジア、EU、米国、香港
青果物 116,172 23,232 20.0% 東南アジア、香港、中東
酒類 12,080 29,139 241.2% 米国、東南アジア、台湾、香港
その他 3,255 8,694 267.1% 香港、米国
合計 1,266,498 1,110,383 87.7%  

2 令和3年度の主な取組

 国の「輸出拡大実行戦略」に基づいて選定された輸出産地(牛肉、鶏卵、りんご、いちご、キャベツ、やまといも、トマト)を中心に、以下に取り組みます。

  1. 畜産物については、畜産コンソーシアムの設立・運営やプロモーション活動を支援します。
  2. 青果物については、実効性のある輸出事業計画の策定や、計画に基づき各産地が取り組む現地PR販売(東南アジア)等を支援します。
  3. 令和2年度より新規市場として販路開拓に取り組んでいる中東地域において、県産農畜産物等の知名度向上を目指し、バイヤー招へいや現地PR販売を実施します。