【7月2日】接種対象外の年齢の方へのワクチン接種について(県営ワクチン接種センター運営課)
県営ワクチン接種センター(県央、東毛)において、接種対象年齢に達していない17歳の方4名がワクチンを接種していたことが判明しました。
御本人・御家族の皆様をはじめ、県民の皆様、関係者の皆様に御心配をお掛けし、心からお詫び申し上げるとともに、今後このようなことがないよう再発防止に努めてまいります。
1 概要
県営ワクチン接種センターにおいて、接種対象年齢に達していない17歳の計4名に対して、モデルナ製ワクチンを接種したもの。
県央センターではLINEによる一般接種が3名(6月26日1名、27日1名、7月1日:1名)、東毛センターでは医療従事者の接種が1名(27日1名)。
2 原因
- 県央センター
LINE予約システムでは生年月日を入力することとなっており、対象年齢の下限を18歳以上と設定しているが、年齢チェックを年度末時点で判定を行っていたため、県央センターの予約が成立してしまった。 - 東毛センター
優先接種の対象者として団体から提出のあった名簿を受け付けたものであったため、年齢確認を十分に行わずに接種してしまった。 - 県央センター、東毛センターともに当日の予約表には氏名、生年月日が記載されているが、受付時には接種券と身分証明書による本人確認のみを行っており、年齢のチェックを行っていなかった。
- 予診票には生年月日、満年齢が記載されており、当該接種者の予診票にも「17」歳と記載されていたが、マニュアル上で年齢の確認を徹底していなかった。
3 発生後の経過
- 対象4名全員(うち保護者3名、本人1名)と電話連絡が取れ、現時点で健康状態に異常がないことを確認し、今回の事態について謝罪。
- 二回目の接種について、厚生労働省に対応を確認の上、改めて連絡することを説明。
4 再発防止策
- ぐんまワクチン接種LINE予約システムを改修し、予約日時点で満18歳未満の方が予約できないようにする。
- 受付で使用する名簿に接種日時点の年齢を併記し、受付担当者は被接種者が満18歳以上であることの確認を徹底。
- 問診及び予診担当者は、予診票の年齢欄にて被接種者が満18歳以上であることの確認を徹底。