【5月26日】群馬県産キウイフルーツが国際宇宙ステーションへ!(農政課)
群馬県産キウイフルーツが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機(HTV9)に搭載され、国際宇宙ステーション(ISS)に届けられました。
1 概要
JAXAの宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機(HTV9)に、群馬県産(甘楽富岡地区)キウイフルーツが搭載されました。打上げ時期に入手でき、調理性、保存性、衛生性、安全性、食品残渣、搭載量の制約等の技術的要件を満たしたことから、県産キウイフルーツが選ばれました。
日本の旬の生鮮食品を届けることによって、長期滞在中の宇宙飛行士の軌道上の生活に潤いを与え、ミッションの活力につながることが期待されています。
2 ISS搭載までのスケジュール
- 5月9日 群馬県産キウイフルーツJAXA(種子島宇宙センター)到着
- 5月10日~15日 生鮮食品の選別、除菌、乾燥、一般生菌数検査、梱包作業、輸送用バックへの梱包作業
- 5月16日 HTV9への引渡し
- 5月21日 HTV9の打上げ
- 5月26日 HTV9のISS結合
3 キウイフルーツの概要
搭載されたキウイフルーツは、群馬県の西部、甘楽富岡地区で栽培されたものです。収穫は11月下旬ごろまでに終わり、追熟させて4月ごろまで出荷となります。
主な栽培品種は、果肉が緑色のヘイワード種ですが、最近では果肉が黄色や、果芯が赤いものも生産されています。