【4月10日】ヘリコプターによる野生イノシシへの経口ワクチン散布について
農林水産省が防衛省と協力し、自衛隊のヘリコプターで国有林内に、野生イノシシに対する経口ワクチンを散布します。
野生イノシシに免疫をつけることで、養豚農場でのCSF感染リスクを低減することを目的とします。
1.散布日時
令和2年4月13日(月) 10時00分~16時00分(予定) 予行演習飛行
15日(水) 10時00分~15時30分(予定) 本散布飛行
16日(木) 10時30分~12時00分(予定) 本散布飛行
※天候等により変更する場合があります。
2.場所
15日 桐生市、沼田市
16日 富岡市、甘楽町、下仁田町
3.実施内容
(1)散布個数:約4,000個
1平方キロメートルにつき50個程度を80カ所散布
(2)散布面積:約80平方キロメートル
(3)散布方法:ヘリコプターにより国有林内に空中散布を行う。
4.留意事項
(1)経口ワクチンは、国の食品安全委員会で安全と評価された成分や食品からできています。
(2)CSFは、豚、イノシシの病気であり、人に感染することはありません。また、感染した豚肉が市場に出回ることはありません。
(3)ワクチンを空中散布する時間は散布場所への立ち入りは控えてください。
5.取材対応について
散布場所での取材は、野生イノシシの誘因に影響を与えるとともに、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから厳に慎んでください。