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【4月27日】中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画4事業者を承認しました(経営支援課)

承認状況

新規承認件数:4件
累計承認件数(令和2年3月24日現在):1,046件(中小企業経営革新支援法及び中小企業新事業活動促進法での承認を含む)

承認事業者

4事業者一覧
事業者名 所在地 計画のテーマ
株式会社シミズプレス 高崎市 電気メス電極の高精度量産加工システムの構築
有限会社茂木製作所 太田市 長尺製品を高精度・短納期で旋盤加工する融合加工方式の実現
株式会社角弥 みなかみ町 手打ち蕎麦屋が作る本格揚げそばの高品質化事業
グンイチパン株式会社 伊勢崎市 パン製造における気圧調整方式導入による品質向上と生産革新

「経営革新計画」承認の仕組み

中小企業等が「経営革新計画」を作成し、県の承認を得ると、県及び政府系金融機関の低利融資制度や、信用保証協会の保証枠の拡大、ものづくり補助金の加点など、各種の支援措置の利用が可能となります。

承認の条件

3~5年間の計画であること。

事業内容が、次のいずれかに該当し、かつ、本県の中小同業者において未だ一般化されていない新たな試みであること。

ア.新商品の開発又は生産
イ.新役務の開発又は提供
ウ.商品の新たな生産又は販売の方式の導入
エ.役務の新たな提供の方式の導入その他の新たな事業活動
経営革新を行うことによって、当該企業の付加価値額又は1人当たりの付加価値額及び経常利益が下表のとおり向上する見込みがあること。

<5年計画>

付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率:15%以上
経常利益の伸び率(ただし、計画終了年度の利益は黒字となること):5%以上

<4年計画>

付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率:12%以上
経常利益の伸び率(ただし、計画終了年度の利益は黒字となること):4%以上

<3年計画>

付加価値額又は1人当たりの付加価値額の伸び率:9%以上
経常利益の伸び率(ただし、計画終了年度の利益は黒字となること):3%以上

※(注)
付加価値額=営業利益+人件費+減価償却費
1人あたりの付加価値額=付加価値額/従業員数
経常利益=営業利益-営業外費用

【別記】企業概要及び計画概要等

株式会社シミズプレス

代表者

清水 紀幸

所在地

高崎市倉賀野町2987

従業員

18名

テーマ

電気メス電極の高精度量産加工システムの構築

計画内容

 当社は、昭和43年に群馬県高崎市にて創業したプレスに関する業務全般を主業務とする企業であり、プレス加工、プレス金型の設計製作及び修理・メンテナンス、スエージング加工や溶接加工まで一貫して対応できる体制を敷いていることから、顧客のニーズに柔軟に対応できる点が高く評価されている。
 当社が手がける主な製品分野は、輸送機械、産業機械、医療および建設と幅広く、取引先企業は国内外含め50社以上にも上ることが特徴である。
 今回、取引先より電気メス電極の加工の相談があり、当社独自のオリジナル技術である、汎用プレスによる100%せん断面加工技術と自動搬送機能を融合させた量産システムの構築を実現する。この工法は手作業に加えて従来の一部切削を伴う加工方法と異なり、すべてプレスで行うこと、また、無人化を進めることで24時間稼働が可能なシステムの構築により製造コストが抑えられることが特徴であり、かつ、品質も優れていることから今後大幅な収益の向上を目指すものである。
 この取組は、当社において新たな生産方式の導入であり生産性向上及び経営の革新に大きく寄与するものである。

有限会社茂木製作所

代表者

茂木 昭宏

所在地

太田市岩松町184番地

従業員

9名

テーマ

長尺製品を高精度・短納期で旋盤加工する融合加工方式の実現

計画内容

 半導体産業分野における生産設備やロボット産業向けの金属部品加工では、長尺製品の旋盤加工のニーズが増えてきた。旋盤加工時の回転軸のブレが生じると長尺物では加工精度を保つことに苦労する。そのため旋盤工程の後工程に研削工程を追加して精度出しをするのが業界では通常であるが、工程が増えれば品質低下を招いたり、加工時間が長くなったりしてしまい、利益率が低くなる要因となっていた。
 多くの場合は大型設備を有して長尺加工を得意とする外注に委託して対応してきたが、当社は顧客からの要請が増えてきたことを受け、利益率を保ちながら長尺加工に対応できる独自方式に取り組むこととした。長尺物の旋盤加工の精度を高めて研削加工の精度までを融合する加工方式であり、「シンクロ・プロセッション方式」と名付けた当社の独自技術の実現に取り組むこととする。

株式会社角弥

代表者

渡辺 一彦

所在地

利根郡みなかみ町大穴189-1

従業員

3名

テーマ

手打ち蕎麦屋が作る本格揚げそばの高品質化事業

計画内容

 当社はそば処「角弥」(かどや)として、群馬県みなかみ町幸知で伝統とこだわりの蕎麦を特徴として営業している飲食サービス業の店舗である。
 以前展示会に試作品の揚げそばを出展したところ、バイヤーから「日本そば屋が作るそば加工品」は殆ど類を見ず、物語性や味の美味しさから高評価をいただいた。しかし、現在の当社の生産できる本格揚げそばは袋の中で折れてしまい長さが一定でなく、麺線が曲がっており、多少硬めの仕上がりとなってしまう。商品化には真っ直ぐな麺線で柔らかい食感が必要である。
 本事業では揚げそばの麺線製造工程の確立及び製造工程の確立を図り、麺線の検討及び水分量の低減を図ることで曲がらず多少の衝撃で折れてしまわない揚げそばを開発する。

グンイチパン株式会社

代表者

小此木 正博

所在地

伊勢崎市除ケ町10番地

従業員

230名

テーマ

パン製造における気圧調整方式導入による品質向上と生産革新

計画内容

 当社は昭和29年創業の老舗パン屋です。社会環境の変化を乗り越え、65年間以上パンの製造販売を行ってきました。3年前に、旧工場を取り壊した後、新工場を建設し、冷凍生地の生産ラインを増設しました。これを機に下請けからも撤退し、直営店比率を9割にして群馬埼玉で8店の焼きたてパン店を営業しています。
 しかしながら、最近のパン業界の環境は次のような難題が山積しております。

  1. 人手不足による技術者不足と技術継承の困難さ
  2. 人件費高騰と働き方改革による生産性アップの必要性
  3. 土日が特に忙しく平日がひまという仕事量のムラ
  4. HACCPをはじめとした衛生管理のこの上ない必要性
  5. 同業者の品質のレベルアップによる差別化の難しさ
  6. 異業種が参入しやすい単品専門店(食パン専門店など)の乱立

 このような中、経営のかじ取りの難しさを痛感しています。

 そこで、業界の固定概念から脱却し、既存の製パンの管理指標である計量、温度、時間の3原則に、新たに気圧という考え方を組み入れ、新しい管理基準を構築し、差別化と優位性を新たに獲得し、今後の厳しいパン業界の中で、生き残っていきたい。そして、これまで以上の差別化できる品質と衛生管理を構築し、さらに製造効率を大幅にアップすることによって、学校給食の分野でも将来の安定供給に貢献していきたい。
 この考え方の裏付けとして、仕込み、成型、発酵、焼成までしか、管理していなかった従来の製パン工程管理に冷却まで管理するという概念が浮上してきたことが挙げられます。そうすることによって、独自性を出し、新しい食感のパンを開発していきたいと考えます。

このページについてのお問い合わせ

産業経済部地域企業支援課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-3339
FAX 027-223-7875
E-mail kigyouka@pref.gunma.lg.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの一部(@pref.gunma.lg.jp)を画像化しております。