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【1月31日】平成30年度繊維工業試験場研究発表会を開催します!(繊維工業試験場)

群馬県繊維工業試験場では、平成30年度に取り組んだ研究の成果を発表する研究発表会を開催します。当場で行った製品開発、機能性加工技術、繊維素材の評価方法等に関する7テーマの研究成果をわかりやすく報告します。
また、併せて当場と連携協定を結んでいる信州大学繊維学部から講師を招き、繊維・テキスタイル分野における研究・技術シーズを紹介します。

日時

平成31年2月27日(水)13時00分~16時30分(受付は12時30分~)

会場

群馬県繊維工業試験場 2階講堂(桐生市相生町5丁目46-1)

主催

群馬県繊維工業試験場、群馬県繊維工業技術振興会

内容

信州大学繊維学部の研究紹介 13時00分~14時30分

演題

繊維表面のナノ改質と機能-無機層化合物による改質-

講師

信州大学繊維学部 化学・材料学科 教授 宇佐美 久尚 氏

概要

絹や羊毛は、紫外線による黄変や強度低下の改善が課題となっています。一方、安価で耐久性の高いナイロンやポリエステルに光触媒機能を付与できれば防臭・抗菌性の衣料製品への応用が期待できます。
これまでの技術では、バインダーによる風合いの変化や光触媒による繊維の損傷などの課題があったことから、本講演では、無機ナノ薄膜による紫外線防御と光触媒活性を備えた光機能性繊維を紹介します。

研究発表会 14時40分~16時30分

第1部(14時40分~15時35分)

発表1.飼料の異なる蚕から得られた絹の構造と物性(生産技術係 山本真揮)

条桑育の蚕と人工飼料育の蚕では、得られる絹の物性が異なることが以前から報告されている。本研究では条桑育および人工飼料育の蚕から得られた絹の高次構造と物性について、広角X線回折や引張試験などにより詳細に解析を行った結果を報告する。

発表2.天然染料で染色した絹布の耐光性と耐光性向上加工の効果について(素材試験係 寺島和希)

近年、天然染料は環境への負荷が小さいことなどから欧米を中心に注目が集まっている。しかし、天然染料は染色堅ろう度が悪く、特に耐光性が悪いことが知られている。本研究では天然染料で染色した絹布や、それに耐光性向上加工を施した際の耐光性について検討した。

発表3.低張力生糸を用いた製品開発(企画連携係 齋藤 宏)

繭から生糸を取り出す時の張力が生糸の性状に与える影響を調べた。その結果、低い張力で取り出した生糸は、やわらかく伸びやすい性質になることが分かった。この糸を用いて着物の試作を行った。

発表4.合成染料による未精練絹糸の染色加工(生産技術係 齋藤裕文)

各種合成染料による生糸の染色加工条件を検討した。また、染色した試料について染色堅ろう度等の特性を評価した。

第2部(15時45分~16時30分)

発表5.アルギン酸塩コーティングにおける浴中加工技術の開発(素材試験係 高田彩加)

コンブなどに含まれるアルギン酸は保湿性に富み、化粧品にも使われる肌に優しい物質である。これを用いて、浴中でのアルギン酸塩コーティング方法を開発した。その結果、前処理としてカチオン化を行うことで耐久性の高いコーティング膜を形成することができた。

発表6.糸コーティングによるミネラル固着糸の試作(企画連携係 中村暢助)

糸コーティング機を用いて、鉱物粒子を繊維表面にコーティングし、鉱物の持つ機能性を繊維素材に付与させた。その結果、編み工程でトラブルの少ない機能性糸ができ、従来の加工方法に比べて柔軟性を持った機能性繊維製品が試作できた。

発表7.抗菌性能をもつ天然精油の繊維への吸着性評価(企画連携係 信澤和行)

天然物の抗菌剤には揮発性が高いものが多く、繊維に加工した際には、いかに効果を持続させるかが課題であった。そこで本研究では、天然抗菌剤で加工した繊維に持続的な効果を発揮させるため、熱重量分析によって天然精油に対する様々な繊維の保持力を評価した。

参加費

無料

申込方法

参加申込書に必要事項をご記入の上、平成31年2月25日(月)までにFAXにて群馬県繊維工業試験場あてお申し込みください。
メールで参加申込を行う場合には、企業名、氏名、住所、電話番号を記載してください。(様式任意)

問い合わせ・申し込み先

群馬県繊維工業試験場 技術支援係 担当:河野・清水
電話:0277-52-9950
FAX:0277-52-3890

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このページについてのお問い合わせ

繊維工業試験場
〒376-0011 桐生市相生町5-46-1
電話 0277-52-9950
FAX 0277-52-3890
E-mail senkoushi@pref.gunma.lg.jp
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