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病害虫発生予察情報 概要版(令和4年10月予報)

更新日:2022年10月7日 印刷ページ表示

病害虫発生予察情報 概要版(令和4年10月予報)(PDFファイル:464KB)

10月6日発表 気象の1か月予報(気象庁発表)

  • 天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
  • 平均気温は高い確率50%、降水量は多い確率40%、日照時間は少ない確率40%です。

10月の病害虫予報 注目ポイント

施設果菜類 コナジラミ類…発生量:やや多

現在までの発生量は抑制キュウリで平年並からやや多いです。
トマト黄化葉巻病やウリ類退緑黄化病のウイルスを伝搬します。
目合い0.4ミリメートル以下の防虫ネットで侵入防止してください。

ネギ シロイチモジヨトウ…発生量:やや多

9月のフェロモントラップへの総誘殺数が平年より多くなっています。
幼虫によるネギへの加害(食入)が多くなっているほ場があります。
8月29日に病害虫情報を発表しており、引き続き注意が必要です。

その他の病害虫

その他の病害虫一覧
作物名 病害虫名 発生量 特記事項
野菜・花き類 アブラムシ類 各種トラップ調査による有翅アブラムシ飛来数は平年並だが、一部地域でやや多い。
ハスモンヨトウ 現在までの発生量は平年並。老齢幼虫になると薬剤の効果が低下するので、早期防除を徹底する。
オオタバコガ 現在までの発生量は平年並。幼虫は茎葉・蕾・花・幼果に食入する。組織内に入り込まれてからでは防除が困難になるため注意する。
キュウリ べと病 現在までの発生量は平年並。肥料切れや草勢の衰えにより発生が助長されるため、適正な肥培管理を行う。また、多湿管理下で発生量が増加するため、適切な湿度管理を行う。
うどんこ病 現在までの発生量は平年並。多発してからの薬剤散布では防除効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除する。
褐斑病 現在までの発生量は平年並。高温多湿条件下で発生が急激に増加するため、適切な湿度管理を行う。
アザミウマ類 現在までの発生量は平年並。施設の開口部は全て目合い0.6ミリメートル以下の防虫ネットを設置して、施設内への侵入を防止する。
ネギ さび病 現在までの発生量は平年並。春季と秋季に比較的低温で降雨が多いと多発する恐れがある。肥料切れにより発生が助長されるため、適正な肥培管理を行う。
ネギアザミウマ 現在までの発生量は平年並。春および秋の乾燥条件で発生が多くなるので注意する。

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