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令和4年度 病害虫発生予察注意報 第1号 果樹カメムシ類

掲載日:2022年7月12日 印刷ページ表示

令和4年度 病害虫発生予察注意報 第1号(チャバネアオカメムシ)(PDFファイル:346KB)

1 注意報の内容

  1. 発生地域 県内全域
  2. 発生量 多い

2 注意報発表の根拠

  1. 本県の主要な果樹カメムシ類であるチャバネアオカメムシ(図6)について、今年1月に県内8か所で実施した落葉中の越冬量調査の結果、平年より多くの越冬成虫が確認されました(表1)。越冬量が多い年は、夏以降の発生が多くなる可能性があります。
  2. 県内の7地点に設置したフェロモントラップについて、高崎市高浜町、上里見町、渋川市渋川御蔭の3地点では平年より早い4月から誘殺数が増加し、4月1半旬から7月1半旬までの総誘殺数は平年を上回りました(図1~3)。渋川市横堀、中之条町折田の2地点では6月下旬から誘殺数が急増し、6月5半旬から7月1半旬までの総誘殺数は平年を上回りました(図4,5)。

3 防除対策

  1. チャバネアオカメムシの飛来状況は果樹園によって大きく異なりますので、発生状況に応じて防除を行ってください。すでに園地への飛来が確認されていますので、早急に園内外を見まわり、早期発見・早期防除など適切な対応に努めてください。
  2. チャバネアオカメムシは夜行性のため、農薬の散布は夕方または活動の鈍い早朝などに行ってください。
  3. 農薬の散布にあたっては使用基準を遵守し、他の作物等への飛散に十分注意するとともに、周囲の生産者や住民等への周知を徹底してください。
  4. 県内8地点(フェロモントラップ7地点、予察灯1地点)で飛来状況を調査しています。最新の情報は群馬県農業技術センターホームページの病害虫発生予察情報一覧に掲載しています。

表1 チャバネアオカメムシ越冬量調査結果(県内8か所平均 頭/平方メートル)

チャバネアオカメムシ越冬量調査結果一覧
平成30年 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 平年
0.71頭/平方メートル 0.87頭/平方メートル 1.29頭/平方メートル 0.04頭/平方メートル 1.67頭/平方メートル 0.65頭/平方メートル

図1は高崎市高浜町のフェロモントラップ調査結果画像
図1 フェロモントラップ高崎市高浜町

図2は高崎市上里見町のフェロモントラップ調査結果画像
図2 フェロモントラップ高崎市上里見町

図3は渋川市渋川御蔭のフェロモントラップ調査結果画像
図3 フェロモントラップ渋川市渋川御蔭

図4は渋川市横堀のフェロモントラップ調査結果画像
図4 フェロモントラップ渋川市横堀

図5は中之条町折田のフェロモントラップ調査結果画像
図5 フェロモントラップ中之条町折田

図6はチャバネアオカメムシ成虫画像
図6 チャバネアオカメムシ成虫:体長10~12ミリメートル

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