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病害虫発生予察情報 概要版(令和4年7月予報)

掲載日:2022年7月6日 印刷ページ表示

病害虫発生予察情報 概要版(令和4年7月予報)(PDFファイル:693KB)

6月30日発表 気象の1か月予報(気象庁発表)

  • 期間の前半は、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。
  • 期間の後半は、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
  • 平均気温は高い確率50%、平年並の確率40%、降水量は平年並、少ない確率それぞれ40%、日照時間は平年並、多い確率それぞれ40%です。

7月の病害虫予報 注目ポイント

果樹類 チャバネアオカメムシ…発生量:やや多

越冬量や6月のトラップへの総誘殺数が多いです。越冬量が多い年は、果樹園への飛来数が多くなりますので注意が必要です。

水稲 紋枯病(早期・早植)…発生量:やや多 発生時期:平年並

高温、多湿で発生量が多くなります。昨年、発生量が多かったほ場では、要注意。

水稲 葉いも…発生量:平年並 発生時期:平年並

近年、いもち病の発生量が多く菌密度が高まっています。曇雨天が続くと、発生量が増える可能性があります。

キャベツ コナガ(高冷地)…発生量:やや多

嬬恋村内のフェロモントラップへの誘殺数が、平年に比べてやや多くなっています。天候の回復に伴う気温の上昇により発生量の増加、被害の拡大が懸念されます。

ナシ ナシヒメシンクイ…発生量:やや多

西部地域の2地点で、フェロモントラップへの誘殺数が、平年に比べてやや多くなっています。今後発生する幼虫が被害につながりますので、注意が必要です。

【コラム】<葉いもち予測>BLASTAM(ブラスタム)の情報を公開しています

農業技術センターではBLASTAMから予測される感染好適日を公表しています。

<葉いもち予測>BLASTAM(ブラスタム)など詳しい情報はこちら

BLASTAMとは

BLASTAMはアメダスデータから葉いもちに感染しやすい日(感染好適日)を予測する発生予察モデルです。感染好適日が多かったり、連続たりすると、葉いもちの発生が多くなることがあります。感染好適日から約1週間後が、葉いもちが発生したり、増加したりする危険性が高まる時期なので、その時期にほ場の見回りを行いましょう。
ただし、実際の葉いもちの発生には、いくつもの要因が関与しています。そのためBLASTAMの結果は、「感染好適日の1週間後が危険」という警戒のための参考の1つとして活用してください。

その他の病害虫

その他の病害虫一覧
作物名 病害虫名 発生
時期
発生量  
イネ 縞葉枯病   ヒメトビウンカの越冬世代幼虫のウイルス保毒虫率は平年より低い。5月中旬のすくい取り調査では、ヒメトビウンカの捕獲数は平年並。予察灯では、ヒメトビウンカの誘殺数は平年より少ない。
イチモンジセセリ
(イネツトムシ)
  トラップ調査による誘殺数は平年並。
ツマグロヨコバイ   予察灯による誘殺数は平年よりやや少ない。
フタオビコヤガ
(イネアオムシ)
  フェロモントラップ調査による誘殺数は平年並~やや少ない。予察灯による誘殺数は平年より少ない。
果樹全般 ハダニ類   現在までの発生量は平年並であるが、一部の地域では増加し始めている。晴天が続くと多発する可能性がある。
リンゴ 斑点落葉病   現在までの発生量は平年並。
高温多湿で発生しやすい。連続した雨など短期間の気象条件で急増することがある。
炭疽病 現在までの発生量は平年並。
高温多湿で発生しやすい。特に果実の濡れ時間が長いほど感染しやすい。
ナシ 黒星病   現在までの発生量は平年並。
ダイズ
野菜・花き類
ハスモンヨトウ   現在までの発生量は平年並。
野菜・花き類 オオタバコガ   現在までの発生量は平年並。トラップ調査によると、早い時期から誘殺数の増加が見られる。
野菜類 軟腐病   現在までの発生量は平年並。
高温多湿や、長雨の後、気温が上昇すると発生しやすい。発病後の防除効果は低いので、予防的な防除を重点的に行う
夏秋キャベツ
(高冷地)
タマナギンウワバ   現在までの発生量は平年並。
夏秋ナス ハダニ類   現在までの発生量は平年並。
アザミウマ類   現在までの発生量は平年並。
ネギ ネギアザミウマ   現在までの発生量は平年並。
シロイチモジヨトウ   現在までの発生量は平年並。

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