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吹付けアスベストに関する現地調査について
アスベストは防火・防音・断熱用として、多くの建築物に使用されてきました。しかし、人が空気中に浮遊するアスベストを吸引することで様々な健康被害を受ける危険性があり、特に吹付けアスベスト(飛散性アスベスト)は危険性が高いことが知られています。
県では、吹付けアスベストが使用されている建物情報を把握し、対策を講じることが大変重要であると考え、調査を実施しており、これまでに1,000平方メートル以上の建物の調査が概ね完了しています。
1.調査対象建築物
国の指針をもとに、建築年、建築の用途及び規模から調査対象の建物を決めています。
建築年
昭和31年から平成元年までに施工された建築物
規模
建築物全体の延べ面積が300平方メートル以上1,000平方メートル未満のもの
用途
不特定多数の者が利用する次の1、2及び3に掲げる用途が含まれる建築物
- 集会場、劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂 等
- ホテル及び旅館
- 飲食店、物販店舗、百貨店、マーケット、展示場、遊技場 等
2.調査方法
現調査を、協同組合群馬県建築設計センターに委託しております。調査者(協同組合群馬県建築設計センター)には、県から委託を受けている旨の身分証明書を発行しております。
【外観調査】
建築確認申請及び登記情報を元に対象建築物の所在地を特定し、対象建物の外観調査を行います。現地調査の結果、対象建物を確認できた場合、アンケートを配布させていただきます。アンケートにご記入いただけましたら、アンケート調査用紙を同封の返信用封筒に入れて、令和5年1月31日(火曜日)までに郵送(投函)いただきますよう、よろしくお願いいたします。
【内部調査】
令和3年度アンケートにおいて「吹付けアスベストが使用されている」、または「わからない」と回答いただいた建物については内部調査を行います。内部調査の際は事前に、調査者(協同組合群馬県建築設計センター)より建物所有者様に日程調整の連絡をさせていただきます。調査にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。