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水質検査センターの施設紹介

更新日:2020年3月12日 印刷ページ表示

水質検査センターの写真

 水質検査センターは、県営の2浄水場に関する高度な水質検査や、水道水源である河川の環境調査、水質事故時の対応などを行う水質管理の中核機関です。

〒370-0313 太田市新田反町町802-1
電話 0276-57-5082 Fax 0276-57-5083

群馬県水質検査センター紹介動画はこちら(tsulunos.jp)<外部リンク>

事業の目的

水道水の水質検査の写真
水道水の水質検査

 私たちが健康で豊かな生活を送るためには、毎日必ず使っている水道水の安全を十分に確保することが大切です。そのためには、水道水をつくる過程の管理や、定期的な水質検査による品質管理が重要となります。
 水質検査センターは、主に群馬県営の2浄水場に関する水質管理を行う中核機関として、平成9年に業務を開始し、高度な水質検査を中心として行っています。令和2年4月1日から、2浄水場を東部水道企業団に垂直統合されたため、県央第一及び第二の2つの浄水場に関する水質検査を実施しています。
 そのほか、水道水源の調査、水質事故時の対応など、水道水の水質管理における要としての役割を担っています。

業務概要

 水質検査センターは、安全で安心な水道水を作るため、次の業務を行っています。

1.水道水の検査(品質保証)

 水質検査計画に基づき、定期的に水道水の水質検査を行い、安全な水道水であることを確認しています。
 それぞれの浄水場(水道事務所)では、浄水処理を行う上で必要な水質検査及び試験を行っており、水質検査センターでは、主に高度な分析器機と高い検査精度が必要とされる水質基準項目、水質管理目標設定項目の検査を担当しています。
 各浄水場ごとの検査結果はこちらからご覧ください。

 水道GLP(※注)「水道水質検査優良試験所規範」の認定を取得しました

 水質検査センターは、平成24年1月31日に水道GLPの認定を取得しました。
 水道GLP検査機関による検査の精度と信頼性を確保するために、品質管理システムや検査技術について、国際規格の要求事項を参考にしながら水道水の水質検査に特化させた規格で、社団法人日本水道協会によって策定され、審査、認定、登録されています。

 (※注)GLPは、「Good Laboratory Practice」の略語で、「優良試験所規範」と訳されます。)
 これからも水道水の安全・安心を確認する機関としての役割を果たし、水道水の一層の安心と信頼の確保に努めて参ります。

2.水源の定期調査(河川環境調査)

 県営2浄水場は河川を水源としているため、その水質は常に変化しています。
 水質検査センターでは、浄水処理が最適な方法で行えるよう、それぞれの水源の水質や、水質変化が懸念される地点について、水道事務所と共同で定期的に水質調査を行い、水質の監視と情報収集を継続的に実施しています。

3.水質事故時の応援

河川の環境調査の写真
河川の環境調査

 河川において水質汚濁事故等が発生し、浄水処理に影響を及ぼすおそれがある場合には、水道事務所と水質検査センターが協力し、関係機関と連絡を取りながら対応します。
 水質検査センターは主に発生源の状況調査や、臨時の水質検査、浄水処理の助言等の役割を担っています。

検査体制と検査機器

分析機器(誘導結合プラズマ質量分析計)の写真
分析機器(誘導結合プラズマ質量分析計)

分析機器(ガスクロマトグラフ質量分析計)の写真
分析機器(ガスクロマトグラフ質量分析計)

 水質検査センターでは、下表の検査機器が整備され、主に水質基準項目、水質管理目標設定項目の検査を行っています(詳しい検査内容は、水質検査計画をご覧ください)。

水質検査センターの検査機器
検査機器 センターで検査している代表的な項目
ガスクロマトグラフ質量分析計 揮発性有機化学物質、消毒副生成物、臭気物質など
液体クロマトグラフ質量分析計 ハロ酢酸、農薬類など
高速液体クロマトグラフ 陰イオン界面活性剤、ホルムアルデヒドなど
イオンクロマトグラフ 無機イオン(塩化物イオン、フッ化物イオン、ナトリウムイオンなど)
誘導結合プラズマ質量分析計 金属類(鉛、亜鉛、銅ほか)など
光電分光光度計 非イオン界面活性剤
全有機炭素(TOC)計 全有機炭素(TOC)
蛍光顕微鏡、倒立型顕微鏡 原虫類など
pH計、電気伝導率計、色度・濁度計 pH、電気伝導率、色度、濁度など
ゲルマニウム半導体検出器 放射性物質

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