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【見どころ】四季の花木(11月)/平成28年11月21日
更新日:2016年11月21日
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紅葉する木々
イロハモミジ(ムクロジ科カエデ属)
撮影日2016年11月18日
紅葉と言えばこの木をイメージする人が多いのではないでしょうか。葉は掌状に深く5~9個に深く切れ込みます。その数を「いろはにほへと」と数えたのが本種の名前の由来とされています。
近年、カエデの仲間はムクロジ科カエデ属に分類するという考え方が主流になっています。
ミツデカエデ(ムクロジ科カエデ属)
撮影日2016年11月18日
葉は3つの小葉に分かれる3出複葉と言われるタイプで、この3枚セットを一つの葉として扱います。写真は黄色い葉ですが、条件によっては一本の木で黄色から赤色までグラデーションを見せて紅葉します。日本固有種です。
カツラ(カツラ科)
撮影日2016年11月18日
葉は丸みを帯びたハート型またはほぼ円形で対生し、黄色く紅葉します。落葉は甘い醤油に似たよい香りがするのでコウノキの別名をもちます。この香りは「マルトール」という成分によるもので、近くにカツラの木があるのがわかります。雌雄異株で、雌株には長さ1cm位のバナナに似た形の果実をつけます。
イチョウ(イチョウ科)
撮影日2016年11月18日
街路樹などでおなじみの木です。1科1属1種の特殊な植物で、葉の形からは広葉樹のようですが針葉樹に分類されます。中生代から新生代にかけて栄えた植物で、生きている化石と呼ばれます。木材は油分を含んで水はけが良いため、まな板などに利用されます。
芝生園遠景
撮影日2016年11月18日