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「第2次群馬県肝炎対策推進計画(案) 」に関する意見の募集結果について
平成30年1月26日
保健予防課
県では、「第2次群馬県肝炎対策推進計画(案)」について、平成29年11月28日から平成29年12月27日までの30日間、郵便、ファクシミリ、電子メール、持参により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
このたび、寄せられましたご意見(延べ35件)及びそれに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
なお、寄せられましたご意見につきましては、取りまとめの便宜上、案件ごとに適宜集約させていただいております。また、本手続と直接関係がないと考えられる意見については除外させていただきましたので、ご了承ください。
今回、ご意見をお寄せいただきました方々のご協力に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも、県行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
政策等の題名及び公布(予定)日
- 第2次群馬県肝炎対策推進計画(案)
- 平成30年4月(予定)
意見の提出数
合計 7通
(持参 2通、Fax 5通)
(意見の延べ総数 35件)
意見の採択により改正した箇所
番号 | 該当項目 | 意見の概要 | 修正内容 |
---|---|---|---|
1 | 第1章6「計画の進行管理」 | 第1章6計画の進行管理について、頻度がわかるようにしてはいかがか。 | 御意見の趣旨を踏まえ、追加記載します。 |
2 | 第3章1「「総合指標」と「成果指標」」 | 第3章1の「成果指標」に時点(平成○○年等)があった方がよいのではないか。 | 御意見の趣旨を踏まえ、追加記載します。 |
3 | 第3章2(3)「肝炎診療ネットワークの構築」について | 第3章2(3)1)(※注1)「肝炎診療ネットワークの構築」について、かかりつけ医との連携強化というのが具体的でない。具体的な連携強化法などを盛り込むべきではないか。 | 御意見の趣旨を踏まえ、追加記載します。 |
(※注1 1)は本文中は丸囲みの1)
提出された意見の概要及び意見に対する考え方
番号 | 意見の概要 | 意見に対する考え方 |
---|---|---|
1 | 第3章1【成果指標2】「40歳定期検査受検率:約10%⇒15%へ」とあるが、市町村で実施されている検査だけでなく他の検査も含めた受検率の増加を目指すべきではないか。県の人口の50%というような指標を設定すべきと考える。 | 他の検査を含めた検査数、受検率等は第3章2(2)などで増加を目指しています。受検率の成果指標については第1回群馬県肝炎対策協議会にて、毎年報告され経年での比較が可能であることから、40歳定期検査受検率を採用することとなりました。 |
2 | 第3章1【成果指標3】「初回精密検査及び定期検査助成件数:46件⇒140件へ」とあるが、陽性者全員が治療を受けなければ検査をした意味がないので、受診率100%を目指すなどとすべきと考える。 | 陽性者の精密検査受検率向上については第3章2(2)2)(※注2)に記載しております。初回精密検査助成制度を利用せずに精密検査を受けた方も多いため、客観的な指標として助成件数を採用いたしました。 |
3 | 第3章2(1)2)(※注2)「日本肝炎デー及び肝臓週間に合わせた普及啓発の実施」について、街頭キャンペーンも効果的なので盛り込むべきではないか。 | 普及啓発活動には、ご指摘の街頭キャンペーンも含まれると考えております。事業実施の参考とさせていただきます。 |
4 | 第3章2(1)2)(※注2)「肝炎ウイルス検査陽性者等への支援手帳の作成・配布」について、全患者に配布できるよう取り組むことを明記すべきではないか。現在の作成部数・配布状況では到底届いていない。 |
肝炎ウイルス検査陽性者等への支援手帳は、部数を増やし、専門医療機関等の協力も得ながら、必要な方に届くよう取り組んで参ります。またHP上で手帳を公開しており、さらなる利用促進に努めます。 |
5 | 公教育の現場への働きかけや職域に対する働きかけについて言及がないように見受けられる。 |
第3章2(1)2)(※注2)「若年層を対象とした普及啓発の実施」において、教育委員会等と連携して普及啓発を行う旨、また第3章2(2)2)(※注2)「職域における肝炎ウイルス検査の推進」にて、体制の整備等記載しています。 |
6 | かかりつけ医の肝炎治療等に関する知識の充実と研修参加が重要な課題なので取り上げて欲しい。 |
第3章2(3)3)(※注3)に記載の医療従事者向け研修会の充実とかかりつけ医のさらなる参加促進を図って参ります。 |
(※注2 2)は本文中は丸囲みの2)(※注3 3)は本文中は丸囲みの3)