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4月 バラの現地検討会を開催~品質だけでなく「収穫本数」もアップさせるために~
更新日:2019年5月29日
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1 ねらいと背景
管内の施設切りバラ生産では、環境制御装置の活用や仕立て方の改善により、ほとんどの農家で品質が向上しましたが、収穫本数の面ではそこまでの成果が出ていません。そこで、先進的な仕立て方を取り入れ、収穫本数の向上に成功している農家の協力を得て、その農家のハウスを会場に現地検討会を開催しました。
2 取り組み成果
3月22日にバラ経営支援講座の一環として現地検討会を開催したところ、後継者世代を中心に9名の農家が参加しました。現地検討会では、収穫本数向上のために重要なポイント(環境制御装置の稼動設定、仕立て方など)をまず園主に説明していただきました。参加者の多くがその技術の導入を検討しており、その後の議論・質疑応答は活発に行われ、有意義な会となりました。現地検討会には市の農政担当者も参加し、バラ農家の取組について理解を深めてもらうことができました。
3 今後の方向
切りバラ生産においては環境制御装置の導入が進んでいますが、その活用方法については毎年のように新しい知見が発表されており、まだまだ手探りな状況です。今後も、普及指導課では現地検討会などを通じて、産地全体のレベルアップに取り組みます。
現地検討会の様子