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4月 渋川地区コギク生産者合同研修会開催~昨年の振り返りと今年の栽培に向けて~
更新日:2019年5月29日
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1 ねらいと背景
渋川地域は県内最大のコギク産地です。しかし、高齢化等により栽培面積は減少傾向で、産地の維持を図ることが難しくなっています。また、生産者の組織活動は旧町村単位で行われ、広域単位での交流はほとんど行われていないため、北橘と子持の生産組織を対象に栽培技術向上を目的として、昨年の生育の振り返りとそれを踏まえた今年の栽培に向けた管理方法・注意点等について確認するため、合同研修会を開催しました。また、農業技術センターの花き担当より、8月盆向け赤系コギク新品種「小夏の恋(仮称)」の特徴について説明を受けました。
2 取り組み内容
JA赤城たちばな営農経済部会議室において、3月28日に赤城橘花卉園芸組合、子持花卉生産組合を対象に合同研修会を開催し、計24名が参加しました。普及指導課からは、昨年度の天候と生育の経過及び病害虫について振り返り、まもなく始まる定植を前に、今年の栽培管理の注意点を確認しました。また、防除作業の省力化のためT字型噴霧口を新たに導入した生産者に対して、より効果的に使用するために現場で使いながら工夫して欲しい、お互いに情報交換をして欲しいということをお願いしました。参加者からは「今年はどんな天候になるのやら」、「今年も品質のいいものを作っていきたい」などの声が聞かれました。
3 今後の方向
天候に左右される点も多いコギク栽培ですが、今年も品質の良いコギクが生産出来るよう栽培管理を支援していきます。
合同研修会
T字型噴霧口