本文
8月 コギクの出荷品質向上を目指して~目揃え会とほ場巡回研修会の開催~
更新日:2019年10月16日
印刷ページ表示
1 ねらいと背景
赤城橘花卉園芸組合では、個選共販によるコギク出荷を行っています。しかし、出荷規格が徹底されず一部で出荷物の品質が低下していました。そこで、品質の向上を図るための目揃え会を行うとともに、8月お盆用の需要期前には、ほ場巡回研修会を開催しています。
2 取り組み内容
赤城橘花卉園芸組合では6月19日に市場の担当者を招き、コギク出荷目揃え会を開催し、実際の出荷物を見ながら病害虫混入に対する注意点や、切り花のボリューム、出荷時の開花状態等について生産者と市場担当者で出荷規格を共有しました。また、7月18日のほ場巡回研修会では組合員14名の8月のお盆出荷用のほ場を巡回して、生育状況を確認し情報を共有しました。
今年の梅雨期は雨が多く気温の低い日が多かったことから、防除のタイミングが難しく病気の発生が懸念されていますので、普及指導課から今後の防除のポイント等について説明を行いました。
3 今後の方向
農協と連携して病害虫防除指導の徹底を行うほか、需要期である盆や彼岸前には生産者が出荷時の検品に立ち会う日を設定するなど出荷品質向上を図り、市場評価を高めて販売単価向上につながるよう支援していきます。
ほ場の様子