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10月 露地ナスの生産振興~研修会開催、各種技術の実証ほに取り組んでいます~

更新日:2019年12月12日 印刷ページ表示

1 ねらいと背景

 JA前橋市における露地ナスの出荷実績および生産者数は年々増加しており、野菜振興プロジェクトでも重点品目として生産振興に取り組んでいます。
 管内では、新規栽培者を対象とした管理作業早期習得支援および、昨年稼働を開始した選果場の稼働率向上支援に取り組んでおり、JA前橋市と連携しながら基礎技術研修会などの各種講習開催や選果場の運営改善を実施しています。
 また、露地ナスは気象条件によって影響を受けやすいことから、地域の条件に適した技術導入を目標に、整枝管理改善調査ほ場を設けて作業性やキズ果の発生程度などの検証も実施しています。

2 取り組み内容

 基礎技術研修会は富士見地区の現地ほ場で、栽培年数5年以下の生産者を対象に開催し(7月8日、9月13日)、実演を交えた整枝管理説明と病害虫対策情報等の提供を行ったほか、参加者やJA営農指導員との意見交換も実施しました。
 選果場では病害虫被害、生理障害、キズ果が増えると、パート職員の作業効率が低下するため、荷受け可否の規準について検討会(施設ナス6月7日、露地ナス7月4日)および中間検討会(露地ナス8月19日)を開催、粗選別基準の案を作成して搬入前の粗選別徹底を呼びかけました。
 整枝改善調査ほ場では、風によるキズ果発生率や作業性について調査を実施中です。

3 今後の方向

 基礎技術研修会は、新規栽培者とJA営農指導員を交えて管理技術向上に向けた取り組みを継続します。また選果場の稼働効率向上に向けて、利用者やJA職員と連携しながら改善策の検討を継続します。実証ほの設置については、調査結果を踏まえつつ地域に適した技術改良を検討します。

現地研修会の状況写真
現地研修会の状況

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