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10月 前橋地域と佐波伊勢崎地域の合同研修会を開催~地域の水田農業を担う集落営農組織の経営発展を目指して~

更新日:2019年12月12日 印刷ページ表示

1 ねらいと背景

 前橋及び佐波伊勢崎地域には、米麦を経営の主体とする集落営農組織が67組織あり、麦作県群馬の水田農業の中核を担う組織として活動しています。JA前橋市とJA佐波伊勢崎は、こうした組織の充実・強化を目指して集落営農組合連絡協議会を立ち上げ、運営支援を行っています。集落営農組織の中には、経営の多角化やスマート農業など先進的な経営に取り組む法人もある一方で、労働力不足や混住化等の問題が深刻化するなど、集落営農組織の抱える課題は多様化・複雑化してきています。こうした課題に対応するため、他地区の取り組み事例を学ぶ機会として前橋地域と佐波伊勢崎地域では、平成26年から合同研修会を開催しています。

2 取り組み内容

 合同研修会は、9月18日(水曜日)にJA前橋市荒砥支所で開催され、113名(うち生産者は83名)が出席しました。
 研修会は、活動状況紹介とグループ討議の2部構成で行われました。活動紹介では農事組合法人江木堤の代表理事から経営概況の説明に続いて、組織運営を円滑化させるためにGAP手法を取り入れていることや、地域に根付き永続的な法人となるために地域住民との交流事業を行っていることなどが紹介されました。参加者からはオペレータ確保や農業機械等に関する質問が出されました。
 グループ討議では経営内容や農業機械、組織運営上の課題などについて意見交換が行われました。「オペレーター料金や役員手当をどうしているのか?」「労働力不足の対策は?」など様々な質問が出され、限られた時間では話しきれず、その後の情報交換会でも積極的な意見交換がされました。「他の組織の運営方法を聞くことが出来て大変参考になった。今後もこうした研修会を行ってもらいたい」という意見が多く出されました。

3 今後の方向

 関係機関と連携して、集落営農組織が抱える課題を把握するとともに、組織や地域の実情やニーズに応じた運営支援を行っていきます。

活動状況紹介の様子写真
活動状況紹介の様子

グループ討議の様子写真
グループ討議の様子

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