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12月 施設キュウリ基礎研修会を開催~農林大学校イノベーションファームを視察~
更新日:2020年1月10日
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1 ねらいと背景
当課とJA前橋市ではキュウリを重点推進品目に位置づけ、選果場を核とした産地の振興を図っています。
キュウリ基礎研修会は、毎年、基本的な栽培技術の習得と仲間づくりを目的に当課とJA前橋市の共催で開催しており、今年1回目、通算13回目の開催となりました。
2 取り組み内容
経験年数の浅い生産者を対象として、第13回研修会(今年度第1回)を11月14日に農林大学校イノベーションファームのキュウリ栽培ハウスにて開催しました。管内のJA各支所より、生産者15名とJA営農指導員2名が参加しました。
研修では、農林大学校職員がハウスの耕種概要や現在までの生育状況などについて説明いただきました。品種について、3品種が試験的に導入されており、それぞれの品種を見ながら、生産者同士で意見交換をする姿が見られました。また、高軒高ハウスで日射比例方式のかん水を点滴チューブにより実施している点にも生産者は大きな関心を寄せ、チューブの種類や1日のかん水量などについて質問していました。
3 今後の方向
座学よりも現場を見たいとの要望が多いことから、近年は視察研修の形を多くとっています。参加者は増加傾向にあり、参加者同士で意見交換したり、直接視察先の方に話を聞いたりする姿が多く見られます。今後も視察などを通じて技術や経営を学べるように機会を設けていきます。施設キュウリは管内で粗生産額の高い品目であることから引き続き若い生産者や後継者の支援に取り組んでいきます。
視察研修の様子1
視察研修の様子2