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10月 麦栽培講習会を開催~高品質安定生産を目指して~

更新日:2020年10月27日 印刷ページ表示

1 ねらいと背景

 麦の栽培において、畑作物の直接支払交付金では、農産物検査の等級、成分分析に基づくランク区分に応じて交付金単価が決定されており、実需者ニーズに合った高品質麦の生産が求められています。しかし、近年は異常気象により麦作期間も天候不順の年が続いており、高品質安定生産が困難な状況にあります。そこで、令和3年産麦の栽培に向け、基本技術の励行や適期管理、GAPの実践について講習会を行いました。

2 取り組み内容

 講習会は9月8日~9月18日にかけて4回開催し、80名の生産者が出席しました。
 講習会では、令和2年産麦の生育を振り返り、土づくり、播種、施肥、排水対策、病害虫・雑草防除等の一連の栽培管理を説明し、GAPの取り組みについても内容を確認してもらいました。特にタンパク質含量向上として追肥の重要性や赤かび病防除の徹底を呼びかけるとともに、難防除イネ科雑草の対策として、耕起前または播種後出芽前の非選択性茎葉処理と土壌処理剤の体系処理による防除を紹介しました。
 生産者からは、追肥や雑草対策について質問が出るなど、高品質安定生産に向けた意欲が感じられました。

3 今後の方向

 令和3年産麦の気象や生育状況に応じた栽培管理が実施できるよう、巡回や麦作情報等により情報提供を行うことで周知・徹底を図り、麦の高品質安定生産を支援します。

麦栽培講習会の様子写真
麦栽培講習会の様子

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