本文
11月 タブレットを利用した普及指導活動~効率的でわかりやすい普及指導活動を目指して~
更新日:2020年11月26日
印刷ページ表示
1 ねらいと背景
タブレット端末は、インターネット検索のほか、アプリをダウンロードすることにより様々な普及指導活動に活用できます。普及指導課では、果樹栽培指導にタブレット端末を活用し効率的でわかりやすい普及指導活動に取り組んでいます。
2 取り組み内容
普及指導課では、写真や文章を手軽にやり取りできるコミュニケーションアプリを利用して、管内若手リンゴ生産者とグループを作り、栽培管理の状況や、質問などのやり取りをしています。現地確認が必要な場合でも、送ってもらった写真で概況を確認することで効率的な指導に繋げることができます。
また、作業者の視点で動画を撮影できるウェアラブルカメラを利用して、リンゴの摘果作業などを撮影、タブレットで動画を編集しています。経験が浅い若手生産者への指導において、言葉や紙ベースの資料では伝わりにくい技術情報を、動画を使って説明することで、理解促進を図っています。
さらに、巡回では現地で発生した病害虫被害や生産者からの質問について、タブレット端末上の情報と照らし合わせ、その場で回答し、効率的な指導に繋げています。
3 今後の方向
タブレット端末を利用した普及指導活動について、若手生産者だけでなく、幅広い年代の生産者に広げていきます。また、タブレット端末の新たな活用方法を検討し、生産者の支援に繋げていきます。
ウェアラブルカメラ動画の一コマ
タブレット端末を利用した指導