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12月 新たな担い手確保・育成に向けた学校連携~就農者育成推進地域委員会の開催~
更新日:2020年12月25日
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1 ねらいと背景
中部農業事務所普及指導課では、勢多農林高等学校(勢多農)が主催する就農者育成推進地域委員会の構成委員として、高校の教職員や卒業生と連携を図り、地域農業を担う新たな担い手の確保育成に取り組んでいます。
2 取り組み内容
12月8日、勢多農の教職員、卒業生の委員、普及指導課職員が出席した「就農者育成推進地域委員会」が開催されました。
勢多農からは生徒の進路状況と就農希望者調査について、普及指導課からは前橋市の新規就農者の状況と若手農業者への支援について、卒業生の委員からは委員が取り組んでいる酪農及び土地利用型農業の現状について情報等を提供し、質疑応答、意見交換を行いました。
その後、教職員に地域農業の現状を知ってもらうための視察研修を実施しました。今年はコロナ禍で大規模園芸農家の視察が難しかったため、JA全農ぐんま園芸作物生産実証農場で、環境制御による施設キュウリの多収技術の実証について研修しました。教職員からは、若い人が魅力を感じるような農業を生徒に伝えていきたいとの感想もあり、有意義な委員会となりました。
3 今後の方向
農業高校の教職員と定期的に情報交換することは、新たな担い手の確保・育成及び地域農業の振興に重要であり、今後も情報交換等、連携をすすめていきます。
就農者育成推進地域委員会
全農実証農場見学