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1月 露地ナスの新規栽培者の育成及び定着支援の取り組み

更新日:2021年2月1日 印刷ページ表示

1 ねらいと背景

 JA前橋市では露地ナスを野菜振興プロジェクトの重点品目として生産振興に取り組んだ結果、ナスの出荷実績は年々増加しており、新規に露地ナス栽培を始める生産者も増加しています。そこで、普及指導課では、新規栽培者の確保および新規栽培者の技術習得・定着を目的に、JA前橋市と連携しながら新規栽培者向けの現地講習会や露地ナス新規導入者説明会を開催しています。

2 取り組み内容

 新規栽培者向けの現地講習会は基本的な管理作業の習得を目的に、定植作業(4月23日大胡、13名)、支柱立てと下葉整理(6月12日粕川、9名)、主枝選定と結果枝管理(7月10日大胡、6名)、主枝摘心(8月4日粕川、6名)、収穫期後半の管理(9月15日桂萱、11名)など、管理作業の節目ごとに開催しました。また、実績検討会(12月21日JAアグリサポートセンター、6名)を開催し、今年の栽培を振り返り、個別にもっと収穫量や作業効率を上げるためにどんな対策をとるか等意見交換を行いました。参加者8名の平均反収は6.4トン/10アールとなり、当初の目標であった6トン/10アールをクリアすることができました。
 次年度の新規導入者向け説明会は、JA広報誌に掲載し、露地ナス栽培に興味を持っている人を広く募集しました。新規導入者説明会(9月8日)には5名が参加し、当課とJAから露地ナス栽培の概要、必要資材や経費及び今年から取り組んでいる露地ナス新規栽培者向け講習会などを紹介し、支援体制が整っていることを説明しました。

3 今後の方向

 露地ナスを今年初めて栽培した生産者は、初年度目標反収6トン/10アールをクリアすることができました。次年度、規模拡大や収量向上を目指している生産者も多いため、引き続き支援をしていきます。また、新規栽培者説明会に参加した方には、作付けに向けた指導をするとともに、現地講習会への参加を呼びかけていきます。

研修会の状況の写真
研修会の状況

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