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1月 前橋市イチゴ立毛共進会を開催~生産者の技術向上と産地活性化の取組~

更新日:2021年2月1日 印刷ページ表示

1 ねらいと背景

 前橋市のイチゴ生産は、高齢化等により栽培面積や生産量が減少していましたが、ここ数年、新規参入によりイチゴ栽培を始める生産者が増加しており、産地に活気が出てきています。普及指導課では関係機関と連携して立毛共進会を開催し、入賞者の技術情報を生産者へフィードバックすることで、技術向上と産地の活性化に取り組んでいます。

2 取り組み内容

 令和2年12月18日に、JA各支所から選出された5ほ場を普及指導課と関係機関の担当者が、生育状況、果実の品質及び肥大、病害虫の発生、一般管理の各項目について審査を行い、順位を決定しました。
 今期は、梅雨明け遅れによる日照不足と猛暑により育苗管理が難しく、花芽分化は平年よりも7~10日程度遅れ、定植後は日照不足等により生育にも遅れが見られました。このような状況の中で選出された審査ほ場は、頂花房の果実肥大及び着色状況、第一次腋花房の出蕾も良好でした。また、ハダニ等の病害虫は天敵製剤の導入等により低密度に抑えられ、栽培管理面でも炭酸ガス施用や温度管理の見直しなど、施設環境の改善に取り組んでおり、イチゴの生育状況にその努力を見ることができました。
 なお、本共進会の上位入賞者は、県立毛共進会に地域代表として参加します。

3 今後の方向

 普及指導課では前橋市のイチゴ生産振興のため、新規栽培者を中心に巡回指導や硝酸態調査等を行い、適切な栽培管理や病害虫対策等により、安定した収量及び品質が確保できるように支援します。

審査の様子の写真
審査の様子

ほ場の様子の写真
ほ場の様子

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