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2月 ハナモモ出荷目揃え会の開催~品質の徹底に向けて~

更新日:2021年2月26日 印刷ページ表示

1 ねらいと背景

 中部管内は前橋市・渋川市を中心とした古くからの枝物産地であり、ハナモモを中心にユキヤナギ、キイチゴ等多くの品目が栽培されています。
 渋川市の赤城橘花卉園芸組合では、「3月3日」桃の節句に向けた高品質のハナモモ出荷を目的に、切り枝開始前に出荷目揃え会を開催しています。

2 取り組み経過

 令和3年1月14日、渋川管内の赤城橘花卉園芸組合は、下南室共同ハウス(促成室)にてハナモモの出荷目揃え会を開催し、生産者及びJA担当者等計18名が出席しました。
 ハナモモは、1月以降に切り枝の収穫と束づくりから始まります。束作り後は枝物促成室に持ち込み、温度や湿度管理を行い2月上旬から下旬にかけて出荷されます。一人一人の束づくりが組合としての品質評価につながるため、販売計画、出荷規格等について確認すると共に、生産者が見本として持ち寄った束をお互いに確認し合って意見交換を行いました。生産者は持ち寄った束を見ながら「花芽の付き具合はこの束がいい」、「咲き前にも注意しよう」と声を掛け合う様子が見られました。
 普及指導課からは、花芽の付き具合やボリュームを揃えることや収穫後の防除の徹底について指導しました。

3 今後の方向

 昨年、管内でもクビアカツヤカミキリの発生が確認されたことから、注意喚起を行うと共に病害虫防除指導を行って、高品質生産を支援していきます。

持ち寄ったハナモモの束の写真
持ち寄ったハナモモの束

出荷直前のハナモモの写真
出荷直前のハナモモ

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