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【4月】農業青年クラブの土づくり研修会(土壌硬度編)
更新日:2017年7月31日
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土壌硬度の知識習得を図るため、農業青年クラブ員を対象に、土壌断面調査及び土壌硬度の測定を行い、土壌の実態と耕盤層が作物に与える影響など土づくり研修会を開催しました。
1 ねらいと背景
佐波伊勢崎地区農業青年クラブは現在20人で活動しています。栽培技術を高め、よりよい農産物を生産していくには土づくりに関する知識を持つことが不可欠です。
昨年度は土壌分析方法の習得等を行い、今回は「土壌の耕盤とは何か」をテーマに土づくりに関する研修会を開催することになりました。
2 取り組み内容
研修会は平成29年3月16日(木曜日)に開催し、9名の参加がありました。耕盤層は主に耕起やトラクターなどの機械踏圧でできる堅密な層です。耕盤層の堅さは作物の根張りの良し悪しに影響を与えるため、ほ場やハウス内の土壌硬度を知ることは重要です。
そこで、クラブ員のハウス及びほ場で実際に土壌硬度計を使って耕盤の深さを測定しました。また、1mの深さの穴を掘って断面調査や指による簡易診断を行い、耕盤層対策など意見交換も行いました。
普段なかなか意識する事のない作物の地下部分について理解を深めることができ、同時に土作りの重要性を再認識することができました。
研修会の様子
土壌断面調査
3 今後の方向
昨年度は農業青年クラブに4人の新規加入がありました。より実践的なクラブ活動を通して、仲間作りやより広い栽培知識の習得をサポートしていきます。