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【7月】新設された選果場で技術の高位平準化への第一歩

更新日:2017年8月16日 印刷ページ表示

JA佐波伊勢崎で新設したなす・きゅうり選果場を利用するキュウリ生産者を対象に初めて「抑制キュウリ講習会」を開催しました。

1 ねらいと背景

 JA佐波伊勢崎では平成29年3月に「なす・きゅうり選果場」を新設し、そのうちキュウリ利用組合員数は123名、栽培面積は44ヘクタール弱と管内の約7割に当たる生産者が利用しています。今までは管内にある5営農センター毎に講習会や現地研修会などの活動を展開していたため、同一JA内でも地域によって導入技術に差がありました。
 そこで、キュウリ栽培技術の高位平準化と選果場建設時の産地目標として掲げたIPM技術等の推進を図るため、選果場利用組合を対象とした講習会を開催しました。

2 取り組み内容

 6月19日になす・きゅうり選果場を会場に実施し、参加人数は86名で利用組合員の約7割が参加しました。伊勢崎地区農業指導センターは、選果場利用を考えた抑制キュウリの基本的な栽培管理のポイント、IPM技術などについて説明を行いました。
 さらに選果場利用組合全員がエコファーマー取得するため、昨年末から計画作成相談会等を実施してきましたが、平成29年2月に先行して申請し、認定された東地区、赤堀地区生産者分のエコファーマー認定証の配布と説明を行いました。
 参加者の中にはすでに天敵の使用などに取り組んでいる生産者もいますが、選果場運営活動で交流が深まったことで、講習会が終了した後も生産者の間で活発な情報交換が行われました。

3 今後の方向

 選果場に適した栽培管理、品種の選定、定植時期の分散なども今後の課題となると考えられます。指導センターでは選果場を核とした強い産地づくりを推進するため、栽培技術の高位平準化やIPM技術等の普及を目指します。

講習会の様子写真
講習会の様子

選果場きゅうり出荷の様子写真
選果場きゅうり出荷の様子

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