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【7月】露地ナス新規講座を開講しました
更新日:2017年8月16日
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近年、露地ナス栽培に取り組む生産者が増えていることから、栽培経験の浅い生産者を対象に現地研修会を開催し、技術の向上と生産者間の交流を図りました。
1 ねらいと背景
当管内は、県内におけるナスの主要な産地ですが、近年は定年帰農者や新規就農者等が新たに露地ナス栽培に取り組むことが多く、露地ナスの栽培経験の浅い生産者が増えています。そこで、新規ナス生産者の基本技術の習得を目的として露地ナス新規講座(年4回開催)を開講しました。
2 取り組み内容(講座計画)
- 第1回 平成29年6月23日(金曜日)定植後の管理、主枝の誘引方法等
- 第2回 平成29年7月25日(火曜日)病害虫防除、V字仕立て方法等
- 第3回 平成29年8月中下旬 病害虫防除、今後の管理等
- 第4回 先輩ほ場の視察
- 場所:(株)アグリランドいせさき ナス栽培ほ場
- 参加者:生産者13名(うち新規生産者等11名)、JA佐波伊勢崎TAC3名、JA佐波伊勢崎園芸協議会ナス生産部会長
1回目の講座では、ナスの生理生態や補助事業について座学で説明し、栽培の基本となるV字4本仕立にするための下枝の整理方法を実際のナスを使って実技指導を行いました。実技指導では、参加者を1人にせず、普及指導員やTAC職員がマンツーマンで詳細な説明に努めました。また、新規生産者への技術支援を効率的に進めるために参加者には露地ナス栽培状況カルテの作成をお願いし、支援対象者の名簿の整理を行いました。
3 今後の方向
新規ナス生産者の早期定着にむけ、今後も定期的に講座を開催し、生育時期別の適期管理について指導します。また、各支部の交流を積極的に図り、ナス部会全体の技術向上につながるよう支援します。
講座の様子
整枝の実技の様子