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【8月】アシストスーツと新型ロータリーソワーの実演会を開催しました
更新日:2017年12月22日
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JA佐波伊勢崎園芸協議会あずま支部加工野菜部会ではアシストスーツと施肥機の実演会を行いました。
1 ねらいと背景
当管内の加工キャベツ栽培はあずま地区を中心に平成10年頃から始まっていますが、近年は生産者の高齢化や気象条件や施肥に起因した生理障害などが発生し、現地で問題となっています。そこで今回は作業の補助を目的としたアシストスーツ装着体験と生理障害対策の一助として、群馬県農業技術センターが共同開発したロータリーソワーの実演会を行いました。
2 取り組み内容
- 期日:平成29年7月19日(水曜日)
- 場所:伊勢崎市あずま地区加工キャベツ生産ほ場及びあずま営農センター会議室
- 参集者:JA佐波伊勢崎園芸協議会あずま支部加工野菜部会及び関係機関等 29名
- 内容:
- アシストスーツ:ラクニエ及びマッスルスーツ2種
- 施肥機:ロ-タリーソワーRS187(松山株式会社)
アシストスーツはメーカー説明の後、農家がスーツを装着した感触を確かめました。農家からは「キャベツの収穫体勢の補助になるか」「長時間の装着は大丈夫か」など様々な意見が出されていました。
またロータリーソワーの実演会では、現在、多くの生産者が使っている施肥機では肥料をほ場に均一にまくのが難しいことから、実演機の散布精度や設定方法、価格等について参加者とメーカーの間で熱心に意見が交わされました。
3 今後の方向
消費形態の変化により、加工野菜に対する需要は高まっています。今後も加工キャベツ生産の省力に向け引き続き支援を行っていきます。
アシストスーツ体験の様子
ロータリーソワー実演の様子