本文
【9月】露地なす栽培に挑戦してみませんか?(露地なす新規栽培講習会の開催)
県の重点野菜品目である露地ナスの新規生産者の掘り起こしにむけて、露地なす新規栽培講習会で栽培説明及び現地見学を開催して、次年度に向けてナス栽培の導入推進を図りました。
1 ねらいと背景
佐波伊勢崎地域では、ナス・キュウリ選果場が平成29年4月から稼働し、さらなる産地強化を目指して、次年度の新規栽培者の掘り起こしを図ることとしました。
2 取り組み内容
JA佐波伊勢崎広報誌8月号で、「露地なす栽培の特徴」や「露地なす栽培の応援体制」について特集記事を掲載するとともに、栽培希望者を対象とした「露地なす新規栽培講習会」への参加を呼びかけました。
講習会は9月7日に(株)アグリランドいせさきを会場に開催しました。農林大就農準備校で学ぶ農家や品目転換を検討している農家など12名の参加がありました。栽培説明のうち「なす栽培に必要な資材や準備の仕方、作付け体系」については指導センターが行い、「出荷時の注意点や補助事業の活用」のポイントについてはJAが担当しました。また栽培圃場を見学して、(株)アグリランドいせさきの担当者から切り戻し剪定などの実際の管理を見せててもらい「適期管理が大事だが、なかなか難しい。常に労力配分を考えたい」と経験に基づいた助言をいただきました。
参加者は熱心に耳を傾けていました。終了後のアンケートによると来年から5名が栽培を希望していることがわかりました。
3 今後の方向
栽培希望者をしっかりフォローして、導入が円滑に進み、露地なす栽培が早期に農業経営の柱になるように支援していきます。
栽培説明を聴く受講者
栽培状況を見学する受講者