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【1月】単為結果性ナスの栽培情報交換会を行いました

更新日:2018年3月23日 印刷ページ表示

 JA佐波伊勢崎園芸協議会ハウスなす部会では、一部の生産者が着果促進技術の必要がない単為結果性ナスの栽培に取り組んでおり、生産安定のための情報交換会を行いました。

1 ねらいと背景

 当管内は、県内で最も大きな半促成ナス栽培の産地です。半促成ナスは着果促進技術として授粉のためのミツバチの導入が不可欠ですが、近年はミツバチに刺されアレルギー症状を発症する生産者がいるので問題となっています。対策として、着果促進処理の必要がない単為結果性ナスの導入が一部生産者で始まっていますが、最適な栽培方法が不明で、既存の品種に比べ収量が低いなどの問題があります。そこで、単為結果性ナスを栽培している生産者の技術向上のため、昨年から情報交換会や現地研修会を実施しています。これらの検討会は好評であったことから、今作についても栽培前の情報交換会を行いました。

2 取り組み内容

  • 期日:平成30年1月17日(水曜日)
  • 場所:JA佐波伊勢崎あかぼり営農センター
  • 参集者:JA佐波伊勢崎ナス部会単為結果性ナス生産者10名(栽培経験者7名、新規栽培予定者3名)、全農ぐんま担い手サポートセンター3名、JA佐波伊勢崎1名、農業技術センター1名、指導センター2名、計17名

 情報交換会では今年の栽培予定、栽培経験者は今までの経験を元にした栽培について、新規に栽培を行う生産者は疑問に思っていることなどについて活発な議論が交わされました。
 また、農業技術センターからは、試験の結果などについても報告がありました。今後、現地研修会等を実施し、早期に栽培技術の確立を目指すことになりました。

3 今後の方向

 当管内ではナスとキュウリの選果場が新設され、単為結果性ナスも指定品種の一つとなりました。今後は、県内ナス産地を牽引するよう、将来を見据えた産地振興の支援を行っていきます。

意見交換の様子写真
意見交換の様子

果実の様子写真
果実の様子

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