本文
7月 上州ネギにおけるムギの間作について
更新日:2018年1月4日
印刷ページ表示
~緑肥作物の導入推進~
要約
緑肥導入による畑地の地力維持・向上を図るとともに、安中市で盛んな上州ネギ栽培における土壌の乾燥防止、アザミウマ発生対策としての土着天敵の保護利用を目的に、ムギ間作の実証ほを設置しました。
1 ねらいと背景
安中市南西部の畑作地帯では大規模なほ場整備が行われ、その周辺地域も含め市全体の畑地の有効活用が課題となっており、その対策の一環として、緑肥作物の導入推進による畑地の地力維持・向上を図る必要があります。
2 取り組み内容
安中市で盛んな上州ネギの栽培において、ほ場の地力維持・向上、土壌の乾燥防止およびアザミウマ発生対策としての土着天敵の保護利用を目的に、大麦をネギの畦間に作付けるムギ間作の実証ほを設置しました。
3 今後の方向
普及指導課では、ムギ間作の効果を検証し、緑肥推進指導に活用していく予定です。
畦間での大麦播種(5月上旬)
ムギ間作の状態(7月上旬)