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8月 イオンビームを活用した鉢花の新品種育成支援

更新日:2018年1月4日 印刷ページ表示

~高崎市農業者先端技術情報化研究会の取り組みについて~

要約

 高崎市農業者先端技術情報化研究会(NSJK高崎)では、高崎量子応用研究所の協力により、イオンビーム照射による突然変異育種技術を活用した鉢花の新品種育成に取り組んでいます。育種状況の確認のために検討会を開催しました。

1 ねらいと背景

 鉢花生産では、オリジナル品種は付加価値が高く、高単価での販売が期待できます。高崎市農業者先端技術情報化研究会では、市内4戸の花き生産者が高崎量子応用研究所の協力により、交雑育種では得られない花色や花形など新規性のある品種の育成に取り組んでおり、普及指導課では栽培・育種に関する情報提供を行っています。

2 取り組み内容

 8月8日に研究会員4名と高崎量子応用研究所の研究員2名、普及指導課1名が参加し検討会を開催しました。今回は、6月6日にイオンビームを照射した「ローダンセマム」、「ブルーデイジー」、「ラベンダー」の苗を持ち寄り、照射条件の違いによる生育状況について検討を行いました。その他、今後の管理やガンマ線利用による育種方法についてなど幅広い意見交換を行いました。

3 今後の方向

 これまでの活動により、照射条件や品種の選定などについて知見が得られてきました。品種育成には時間が必要であることから、今後もオリジナル品種の育成に向けて支援を継続していきます。

照射時の穂の画像
照射時の穂の様子

検討会の画像
検討会の様子

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