ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 西部農業事務所担い手・園芸課 > 1月 国府苗果菜組合では苗物培土の統一を行います

本文

1月 国府苗果菜組合では苗物培土の統一を行います

更新日:2018年4月3日 印刷ページ表示

要約

高崎市の国府果菜苗組合では平成30年春出荷苗から、組合全体で全ての苗物に対し統一培土を利用することになりました。

1 ねらいと背景

 昭和40年代から苗生産の歴史のある国府果菜苗組合では、発足当初から個人で培土の調合を行っていました。個々のこだわりの培土は品質は確かでも、外見の違いや水管理等が煩雑で、売り場から培土統一の要請があり長年の懸案事項となっていました。

2 取り組み内容

 普及指導課では、平成26年頃より若手組合員による農業青年プロジェクト活動支援も含めて、組合と連携して粘り強く培土の組成について必要な条件を検討してきました。諸条件を勘案した結果、ついに平成30年春出荷苗から購入培土で統一することになり、具体的な配合については組合と培土製造会社で相談し決定しました。
 また、12月22日には培土の配合を依頼した製造現場を組合員7名が視察しました。組合員は実際の作業を見学し製造された培土を手に取りながら、物理性や化学性、コスト等について意見を交わしました。

3 今後の方向

 国府果菜苗組合では、今後もより高品質の苗の生産供給を目指し、実際に苗を作りながら組成や施肥についてさらに改良を重ねていく予定です。また農業青年プロジェクト活動のまとめを、2月の実績発表会で発表予定です。

統一培土で試作中の苗の様子写真
統一培土で試作中の苗

視察先で培土を手に取る組合員の様子写真
視察先で培土を手に取る組合員

西部農業事務所トップページへ戻る