ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 西部農業事務所担い手・園芸課 > 7月 「なんもくの花」品質向上に向けて

本文

7月 「なんもくの花」品質向上に向けて

更新日:2018年9月20日 印刷ページ表示

~セダム適正管理法の検討~

要約

南牧村花卉生産組合では、山あいの立地条件に適応した花木や宿根草を50品目以上生産し、首都圏を中心に市場出荷しています。近年、出荷量が増えているセダム類の適正施肥や管理技術向上のための実証試験を行っています。

1 ねらいと背景

 南牧村花卉生産組合では、山あいの立地条件に適応した花木や宿根草を50品目以上栽培しています。近年、セダム類の出荷が増え主力品目となっていますが、現地に適応した管理法は確立していないため、実証ほを設置しました。

2 取り組み内容

 実証ほは、適正施肥量の確認のため基肥量を3段階に変え、その後の生育、開花状況について検討しています。また、セダムは初期生育が強く、肥沃なほ場では茎が太くなりやすいため、茎の太りを抑える摘芯の効果についても確認しています。
試験の様子については、6月22日に開催された現地検討会で生産者に説明を行いました。検討会では、施肥量に違いにより茎の太さや草丈への影響が確認できたことから、生産者からも施肥時期や摘心方法について多くの質疑があり、技術向上意識が感じられました。

3 今後の方向

今後は、開花時に切り花品質や開花時期の調査を行い、適正施肥量と摘心の普及性について検討します。結果については栽培研修会などで説明し、産地の品質向上に向けて指導を継続していきます。

西部農業事務所トップページへ戻る