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7月 上間仁田黒岩金網フェンス管理会共同管理作業を開催
更新日:2018年9月20日
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~耕作放棄地及び侵入防止柵の共同管理を実施する~
要約
西部農業事務所管内では、行政の枠組みを超えた農家の連携による獣害対策を実施しています。今年度から農家主体の活動となり、今回は農家と集落住民が共同で耕作放棄地及び侵入防止柵の共同管理作業を実施し、集落の保守点検を行いました。
1 ねらいと背景
平成28年度に設置した侵入防止柵の設置効果を維持するために、当地区で耕作する複数の行政区の農家がその枠組みを越えて連携し、今年度より「上間仁田黒岩金網フェンス管理会」として活動をスタートしました。
2 取り組み成果
6月29日に総勢25名が参加して、共同管理作業を実施しました。耕作放棄地の管理は今回で4回目となり、地権者が自ら管理するようになったことから、年々管理する面積が減少しています。侵入防止柵の管理については、昨年、人が散らばりすぎた反省を踏まえて、今年は作業か所を絞り込んだところ、昨年度よりも作業の手が行き届くようになりました。草木に隠れていた柵が見えるようになり、緩衝帯も元通りになりました。農家からも「管理してきれいになると気持ちがいい」という声が聞こえました。
3 今後の方向
次回は10月のコンニャクの掘取作業前に共同管理作業が予定されており、その際には獣害対策の勉強会も行う予定です。
管理後の耕作放棄地
侵入防止柵管理作業