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3月 西部地区農村女性フォーラム開催

更新日:2019年3月29日 印刷ページ表示

要約

西部農村女性会議会では、2月20日に安中市文化センターで女性農業者の社会参画、地域リーダー活動を学ぶため、名誉農村生活アドバイザーを講師に迎え、「西部地区農村女性フォーラム」を開催しました。

1 ねらいと背景

 西部農村女性会議では、構成団体の横のつながりを強め主体的な活動を促すと供に、各女性農業者が農業経営に主体的に参画し、やりがいのある農業を確立して男女共同参画による豊かな農村社会を実現するするための活動を行っています。
経営参画・社会参画に取り組む事例を学び、今後の地域における男女共同参画活動に活かすことを目的に農村女性フォ-ラムを開催しました。

2 取り組み成果

 講師に、嬬恋村にて自主的女性組織「おちょんきねっと」を発足させ、農業委員を5期務めた名誉農村生活アドバイザーの久保八百子さんを迎え、これまでの地域活動、社会参画の取り組みについてお話を聞きました。
 久保さんは、脱サラして嬬恋村に戻り新規就農した当時、夫婦共にストレスがたまる中、「嬬恋村女性農業者いきいき講座」に参加して同じ境遇の仲間と出会ったことが原点で、その後、仲間と「おちょんきねっと」を立ち上げました。ちょんき(生意気・出しゃばり)と言われても良いと思いながら自分達ができることを始めたそうです。
 農業委員には、嬬恋村初の女性委員として、議会推薦で3期務められました。3期めが終了する時、「ここでやめたら女性の社会参画にならない」と思い、選挙に出られ、さらに2期務められました。久保さんから、「女性が選挙に出る時には、女性は女性の足をひっぱらず、ぜひ協力してほしい」と呼びかけがありました。
 久保さんの軽妙で共感できるお話に参加者から笑いも起こり、楽しい講演となりました。西部農村女性会議の会長から「久保さんは何期もしているが、1期でも大変で自分の時間がとれないのでは?」という質問に対しては、「やりたい気持ちがあれば、自分の時間は作れる。役員や農業委員の打診があったら、ぜひ受けてほしい」とエールを頂きました。

3 今後の方向

 普及指導課では、女性農業者の経営参画・社会参画を推進するため、西部農村女性会議の活動を積極的に支援していきたいと考えています。

講演の様子写真1
写真1 講演の様子

80名と大勢が参加写真2
写真2 80名と大勢が参加

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