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11月 キウイフルーツの収穫前調査の実施

更新日:2020年3月17日 印刷ページ表示

要約

甘楽富岡地域では、11月上中旬からキウイフルーツの収穫が始まります。生産者同士の情報共有と果実品質の向上をはかるため、ほ場巡回と糖度検査を行いました。

1 ねらいと背景

部会員同士の情報共有や栽培技術の向上のため、JA甘楽富岡キウイフルーツ専門部会では、今年から収穫前のほ場巡回を実施しています。また、高品質な果実生産に向けて、部会では毎年11月上旬に糖度検査を行っています。普及指導課では、ほ場巡回における調査の支援や栽培管理指導を行うとともに、糖度検査の結果に基づいた適期収穫を推進しています。

2 取り組み内容

10月17日に収穫前ほ場巡回を実施し、延べ20名の生産者が参加しました。部会長らのほ場2園を巡回し、着果状況や管理方法を確認しました。その後、1平方メートル当たりの着果数や樹冠下の照度、果実糖度を調査し、結果を参加者で共有しました。参加した生産者からは、「ほかの人のほ場の様子がよくわかった」等の意見がありました。
また、10月29日から11月6日にかけて、JA甘楽富岡管内の5地区で糖度検査を実施し、延べ67名の生産者が参加しました。部会では、主要品種であるヘイワードの収穫基準糖度を7度としていますが、全体の平均糖度は5.9度となり、例年よりも収穫時期が遅れる見込みとなりました。集まった生産者は持参した果実の糖度を確認した後、各々の園の収穫日について、熱心に意見交換を行っていました。

3 今後の方向

来年度の安定生産に向けたせん定講習会を来月に行います。キウイは樹形が複雑になりやすく、せん定に多くの労力がかかるため、2年前から省力樹形のモデル園を設けています。その取組みも併せて生産者に周知し、地域への普及を進めます。

収穫前ほ場巡回写真1
写真1 収穫前ほ場巡回

糖度検査(甘楽町轟地区)写真2
写真2 糖度検査(甘楽町轟地区)

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