ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 地域創生部 > ぐんま暮らし・外国人活躍推進課 > 【ベトナム出身キーパーソン】山本 雄次さん

本文

【ベトナム出身キーパーソン】山本 雄次さん

更新日:2020年3月13日 印刷ページ表示

【Work in Gunma】「群馬で活躍する外国人の紹介」【キーパーソン】山本雄次さん(日本語バージョン)(YouTube)<外部リンク>

山本雄次さんの写真

株式会社DS in Japan 代表取締役社長

命がけでの来日。そして苦労のあった幼少期

 山本雄次さんは日本で生活するベトナム人の相談役として、2000人以上ものベトナム人の支援を行ってきたベトナム人のキーパーソンとも言える方です。6歳の時、家族と一緒にボートで海を渡り、命がけで日本へやってきました。来日当時、外国人に慣れていない日本人も多く、学校や生活でも苦労したことがたくさんあったそうです。日本での生活で苦労した経験のある山本さんだからこそ仲間達を助けたいという思いは人一倍強くなったのかもしれません。

人々を助けたい!

 その後、来日するベトナム人達を支援したい強い思いから、山本さんは26歳から独立開業し通訳のお仕事をはじめられました。しかしながら、はじめは収入が少なくアルバイトを掛け持ちしていたとのことです。
それでもベトナム人支援を辞めなかった山本さんの強い思いが徐々に人々に伝わり、事業が軌道に乗るようになりました。そして、今ではレストラン・バーを経営しベトナム人同士が集まれる機会を提供したり、技能実習生等、計2000人以上ものベトナム人の支援を行ったりしているとのことです。山本さんは日本で生活するベトナム人の相談役となり、ベトナムコミュニティから厚い信頼を得ています。

ベトナムと日本の橋渡しとなるために

 群馬県でベトナム人がいきいきと生活できるよう、山本さんはベトナム人の視点に立ち、自らベトナムへ出向いて送り出し機関と交渉し、適切な労働条件の確保に取り組んでいます。山本さんは「ベトナム人も日本人も同じ仕事をしているので、人種や在留資格にとらわれるのではなく、一人ひとりがしっかり評価される環境にしたい」として日々奔走しています。
また、日本へ恩返しをするためにも、山本さんはこれからも人手不足が高まる職種でベトナムと日本の橋渡しをしていきたいといいます。そしてベトナム人への支援だけでなく、自ら経験してきた先輩の立場、いわゆる教える側の視点もしっかりベトナムの仲間達に伝えて次世代を担うリーダー達を育てていきたいと考えています。

外国人材向け情報発信(日本語(Japanese))へ戻る