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群馬県がんと生殖医療ネットワーク(妊孕性(にんようせい)温存療法について)

更新日:2023年4月26日 印刷ページ表示

「群馬県がんと生殖医療ネットワーク」は、群馬県内のがん患者さん、がん治療医、生殖医療医を結びつけ、将来、子供を持つことを希望するがん患者さんに対して、がんの診断後、その治療が始まるまでのあまり長くない時間に、またがん治療中・治療後の患者さんに対しても、妊孕性に関する情報や、妊孕性温存治療を行う施設についての情報を提供することを目的としています。

妊孕性と妊孕性温存療法

どんな年代の人もがんになる可能性があります。
子どもも、学生も、はたらきざかりも、主婦もです。
実は、治療方法によっては「将来子どもを持つことができないかもしれない」と言われてしまうことがあります。
「将来子どもを持ちたい」そんな気持ちを応援し、実際に将来に妊娠する可能性を残すことができる方法があります。

妊孕性とは

妊孕性とは、妊娠するための能力のことです。

妊孕性温存療法とは

がんになると、妊娠するために必要な体の部位が脅かされます。
男性だと精巣、女性だと子宮や卵巣です。
また、治療によって精子や卵子がダメージを受け、妊孕性が損なわれてしまう可能性があります。
がんや治療のリスクを前にして、妊孕性を残す方法を妊孕性温存療法といい、以下に示すような方法があります。
 女性:未受精卵・受精卵(胚)の凍結保存、卵巣組織の凍結保存
 男性:精子(精巣内から採取する方法を含む)の凍結保存

がん治療医と生殖医療専門医の連携(ネットワーク)

妊孕性温存療法実施施設(PDFファイル:146KB)

妊孕性温存療法を検討されている患者さん、がん治療中・治療後の妊娠・出産を検討されている患者さんの紹介については、こちらのひな型をご使用ください。
妊孕性温存療法紹介状ひな型(Wordファイル:18KB)

意思決定支援ツール(群馬大学医学部付属病院産婦人科)<外部リンク>

妊孕性温存療法助成事業

群馬県では、妊孕性温存療法に要する費用の一部を助成する事業を実施しています。

さらに詳しく知りたい方へ「妊孕性(にんようせい)温存療法(がんの生殖医療)について」

がんと診断されたときには、がんだと告げられた衝撃だけではなく、大きなストレス、不安など、激しい心の揺れ動きがあるかもしれません。
「検査について」「治療について」「費用について」「生活について」「仕事について」たくさんの情報が舞い込んでくる中、もしあなたや、あなたの周りの人が「妊孕性温存療法のことを知らなかった」「よくわかっていなかった」とならないように、妊孕性性温存療法、妊娠・出産について、専門機関による医学的な情報やパンフレット、体験談を掲載したサイトの一部をご紹介します。

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