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文教警察常任委員会(平成24年7月24日)

1 調査目的

 群馬県議会会議規則第74条に基づき、閉会中の委員会活動として、下記事項について県内調査を実施します。

  1. 警察署等の整備促進について
  2. 教育施設の整備促進について

2 調査期間

 平成24年7月24日(火曜日)

3 調査項目

(1)県警鑑識科学センター「DNA型鑑定棟」

 平成6年2月にDNA型鑑定が本県に導入され、その処理状況は年々増加傾向にあります。
 DNA型鑑定に、迅速、的確、積極的に対応するため、警察庁は平成21年度補正予算で、全国の科学捜査研究所に対し、新たにDNA型鑑定機材二式等を増強整備しました。
 本県では、それら機材の有効活用を図るため、全国で2番目となる別棟のDNA型鑑定棟を建設し、平成22年4月から運用を開始しました。
 DNA型鑑定の増加に対応するため、これまで5人体制で鑑定を行っていたところ、平成23年8月から1名増員し、現在6人体制で行っています。
 最新の検査法によるDNA型鑑定は、個人識別能力が高く、指紋と同様に個人特定が可能であるため、強力な科学捜査手法として犯罪の立証等に欠くことができません。
 犯罪手口が巧妙になり、物的証拠が得難くなるなか、DNA型鑑定の更なる迅速、的確、積極的な活用と、DNA型データベースのより積極的な活用により、被疑者の検挙や公判維持の面で多大な効果が期待されています。
 今回、県警鑑識科学センターDNA型鑑定棟を訪問し、その活動の最前線を調査しました。

群馬県警察鑑識科学センター前にての画像
群馬県警察鑑識科学センター前にて

(2)ぐんま天文台

 ぐんま天文台は、群馬県の人口が200万人に到達したことや日本人女性宇宙飛行士第1号として、本県出身の向井千秋さんが宇宙に飛び立ったことなどを記念して、21世紀を担う子供たちに、第一線の研究者との交流や本物の天体に触れることなどを通して、「本物」の実体験を提供することを基本理念に、平成11年7月に設置されました。
 国内で4番目に大きな口径を持つ150センチメートル望遠鏡など、本格的な設備・観測機器等があり、来館者は、望遠鏡で星や宇宙を見るだけでなく、専門スタッフとの交流や天文学の最前線に接するなど、幅広い本物体験ができます。
 管理運営面では、平成20年度の「公共施設のあり方検討委員会」の中間報告に基づき、運営内容を見直し、支出総額と職員の大幅な削減を行うとともに、学校利用の促進や県民の天文に関するすそ野拡大など教育普及に力点をおいた運営に努めており、本年度は、金環日食の際に「日食観測ネットワーク」を企画し、120の学校、約29,300人の児童生徒等の参加を得るなど、着実に成果を上げています。
 今回、ぐんま天文台を訪問し、施設の状況や管理運営の実態について調査を行いました。

ぐんま天文台内での太陽観測コーナーで説明を受けるの画像
ぐんま天文台内での太陽観測コーナーで説明を受ける

4 出席委員

 委員長:井田泉、副委員長:臂泰雄
 委員:中村紀雄、委員:須藤昭男、委員:大沢幸一、委員:狩野浩志、委員:大手治之、委員:金井康夫、委員:藥丸潔、委員:小川晶


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