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議第41号議案

県職員の給与引き下げを求める決議

 本県の経済状況は依然として厳しさが続いている。県の財政状況も、知事が来年度予算編成の基本方針で述べているとおり、社会保障関係経費の自然増や社会資本整備による公債費の増など、義務的経費が増加する一方で、財政調整基金等の基金残高が一年前より200億円減少するなど、かつてないほど厳しい状況にある。
 これは来年度予算に限ったことではなく、それ以降も、社会保障関係費を中心とする義務的経費の自然増が続くことは避けられない。その一方で、県税収入や国からの交付金等は、今後大幅な伸びを期待することは難しい。
 このような状況で、本県職員の給与水準が、国家公務員の平均よりも高いという指摘もあることから、県民の理解を得るためにも、速やかに是正されるべきである。
 よって、本県職員の給与について、来年度予算では国家公務員の引き下げを考慮しつつ、一定程度の引き下げを行うことにより財源を確保し、県民サービスを低下させないよう取り組むことを県議会として強く要望する。
 以上、決議する。

 平成24年12月14日
 群馬県議会