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総務企画常任委員会(畜産バイオマス発電について ほか)平成25年4月25日

1.開催日時

 平成25年4月25日 10時30分~11時03分

2.開催場所

 401委員会室

3.出席委員

 委員長:舘野英一、副委員長:井下泰伸
 委員:黒沢孝行、委員:福重隆浩、委員:萩原渉、委員:茂木英子、委員:原和隆

4.欠席委員

 委員:関根圀男

5.主な質疑

(1)畜産バイオマス発電について

福重委員
 新エネルギー推進課の具体的な業務内容はどのようなものか。

布施新エネルギー推進課長
 二つの係があり、新エネルギー推進係では「電源群馬プロジェクト」等を活用して、新エネルギー設備として50万キロワット、発電量でいくと県内消費電力の4%を目指して取り組む。科学技術振興係では従前通り大学等との連携,公設試の試験研究支援に取り組む。

福重委員
 新エネルギーが定着しない阻害要因は何だと考えるか。

布施新エネルギー推進課長
 太陽光発電のように、全量買い取りということでその部分では飛躍的に伸びると思うが、他のエネルギーは、経済として成り立たないとなかなか厳しいと思っている。

福重委員
 もう一つ「行政の壁」が厚い。事業者が新エネルギーの施策に協力したいと思っても、県の他の部署がストッパーとなっている現状がある。新エネルギー推進課には、県の他部署とのコーディネーター役になってほしいと思うがどうか。

布施新エネルギー推進課長
 様々な部署と調整をしているところである。期待に沿えるよう頑張りたい。

福重委員
 事業者が新エネルギーを推進しようとした場合、所管課が様々にばらけている。新エネルギー推進課が窓口としてコーディネーター役を行うよう明確に県民にアピールするという姿勢をしてほしいと思うがどうか。

反町企画部長
 事業を始めるにあたり越えなければいけないハードルが多数あるのは充分承知している。窓口が新エネルギー推進課と県民にアピールすることも非常に重要なことだと思う。全ての問題を解決できるわけではないが、コーディネーター役として努力していきたい。

萩原委員
 バイオマス特区の問題と実証試験は何のためにやっているのか。

布施新エネルギー推進課長
 実証試験は、豚糞をきちんと処理できるか、通常では800度~1,000度で処理するところ600度で処理して、タールの発生等がなく処理ができ、発電量が確保できるかを行う。炭化・灰化装置については大きな炉を使って処理し、鶏糞を肥料化して商品化できるか行う。

萩原委員
 実証試験や特区制度の活用についてどういうメリット・デメリットがあるか。

布施新エネルギー推進課長
 炭化・灰化装置において日量10トン処理した場合、メタンに比べてにおいが長く続かないメリットのほか、県内企業の育成という大きなメリットがある。

萩原委員
 これは日本国内の産業として全く画期的なものなのか。

布施新エネルギー推進課長
 低温ガス化による畜産バイオマス発電については画期的なものだと考えている。


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