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ソメイヨシノの花
シダレザクラの花
落葉高木
花期 4月
名前の由来は、古事記にあるサクヤ(咲邪)の転訛や麗らかに咲き誇る様子からサキウラ(咲麗)の略など、諸説があります。
精神美、優れた美人
日当りがよく、水はけの良好な、腐植質に富む肥沃な土壌が適します。
春、大きめな植え穴に腐葉土や堆肥を入れ、支柱を添えて高植えにします。移植は難しいです。もし、行う場合は、根回しと根巻きをしてから植えるようにします。
実生、接木
徒長枝を生かし、樹形を大きくした方が、花数が多くなります。
切り口から腐敗菌が入り易いので、剪定後は必ず癒合剤を塗布します。
整枝は、絡み枝や懐枝、やごなどを若い枝の付け根から剪定します。
寒肥として、腐葉土や鶏糞などを根の周りに埋め込みます。
常緑の枝が箒状になり、開花しなくなります。春先に病害枝から菌が飛来して伝染します。冬に病害枝を切除して、癒合剤を塗布します。
幹の樹皮に縦長の暗褐色の病斑が広がり、腐朽します。整枝剪定で通風と採光を良くし、病斑部を切除して、癒合剤を塗布します。
群生する幼虫が集団で葉を食害し、樹を丸裸にします。発生初期に群生している枝ごと切除し捕殺します。イラガは毒刺毛があるので注意します。見かけたら早いうちに、殺虫剤を散布します。
A:回答 時期は、1月から2月がよいです。剪定した後は、必ず切り口に癒合剤を塗布して、腐敗防止を行います。
A:回答 アブラムシの食害と思われます。発生初期に殺虫剤を散布します。
A:回答 アメリカシロヒトリかイラガの幼虫と思われます。発生初期に、殺虫剤を散布します。
A:回答 整枝時期は、1月から2月が適期です。枯枝と病害枝を切除し、重なり枝や、交叉した枝の切除を済ませ、主幹の高さを2m前後にして樹形を整えます。切り口には忘れずに癒合剤を塗布します。
A:回答 自然形では5平方メートルから6平方メートル程度の敷地にしないと、観賞用の樹形にはなりません。主幹を2mくらいに抑えて、整枝剪定を繰り返して樹形を作ります。