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モチノキ
モチノキの葉
常緑高木
花期 4月
雌雄異株 雌株に結実、秋に赤く熟します
名前の由来は、昔、樹皮から野鳥をとるための「とりもち」を作ったことによるといわれています。
日当たりと通風が良い場所で、腐植質に富む粘質の適湿地が適地です。
春、大きめの植え穴に腐葉土と鶏糞等を入れ、水ぎめで支柱を添えて高植えにします。
根回しと根巻きをして植えます。
実生
主幹から分かれた太い枝を数本生かし、これから小枝を萌芽させて玉仕立ての樹冠を作ります。
玉仕立ては、樹冠の芽摘みと刈り込み剪定を繰り返して、玉に仕立てあげます。
土壌が乾燥するところはきらいます。
寒肥として、腐葉土を根の周りに埋め込み、土中湿度を保たせます。
葉に中心が白っぽい深紅色の病斑が現れ、広がり枯れます。発病した葉は焼却するか、殺菌剤を散布します。
新梢が糸でつづられて、中の幼虫が食害します。見つけしだい、捕殺を行います。必要に応じて殺虫剤を散布します。