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環境保全課 佐藤 侑介
掲載内容については、平成31年3月現在の情報です。
工場や事業場に設置されている施設設備からの排出ガスについて、大気汚染等の原因となる化学物質の排出規制を行っています。具体的には、法令で定められている特定の施設設備を工場敷地内に設置する際に事前に届出をしてもらい、化学物質の排出量等が規制値を下回ることなどを確認しています。
また、建築物等の解体現場からアスベストが飛散するのを防ぐために、大気汚染防止法で解体事業者の義務とされている事前調査や調査結果の掲示について、解体現場への立入検査を行い、遵守状況の確認を行っています。現場で不適又は不十分な事項を見つけた際には、解体事業者に説明して改善するように指導を行っています。
年度 | 所属 | 説明 |
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平成24年度 | 衛生環境研究所 | 河川等公共用水域の水質調査及び工場・事業所排水の水質検査等を担当しました。 |
平成27年度 | 薬務課 | 骨髄移植及び献血の普及啓発や後発医薬品の適正使用を促進するために、県民に広く呼びかける業務を担当しました。 |
平成29年度 | 現所属 | 「1 現在の仕事」のとおり |
薬剤師職員は一定期間毎に異動を繰り返し、様々な地域で薬事、公衆衛生、環境行政など色々な分野の業務を行うことになります。違う分野の業務を担当する度に新しい知識を習得することができ、また直接県民の役に立つ仕事ができるため、やりがいを感じます。
本県薬剤師の業務としては、保健福祉事務所で公衆衛生関係の業務に携わるものだと漠然と思っていました。実際は複数の職場を経験するなかで、薬剤師が担当する業務は思っていた以上に幅広いことを知りました。薬事、食品衛生、環境行政といった様々な分野で、現場の立入検査、県民に対する啓発業務、分析業務、そのほかにも事務所における窓口業務など様々な業務を担当することになります。色々な業務を担当する分、異動したときには業務に関する知識を1から覚え直さなければならないこともあり、大変な面もありますが、自分の視野を広げ成長できる良い機会だと思っています。
食品衛生など、まだ配属されたことのない分野も含めて様々な業務を経験するなかで、今後自分の一層追求していきたい業務分野を見つけ、より専門性を深めていけたらと思っています。
就職活動をしている時は、漠然と民間の製薬会社への就職を考えていました。しかし、そのような企業の大半は東京や大阪などにあり、地元である群馬県のために仕事がしてみたいという想いも心の中にあった私は、色々調べたなかで最終的に群馬県職員を志望しました。
教養試験対策としては一般的な公務員試験対策の問題集を繰り返して解きました。面接試験の準備としては、就職活動をする学生向けにインターネットで掲載されている一つ一つの質問に対する自分の考えをまとめ、回答を準備しました。
大学では病院・薬局での実習があるので、病院等で働く方がイメージしやすいと思いますが、県では薬剤師としての専門性を活かすことができる分野がもっと幅広くあります。ぜひ本県薬剤師として一緒に働きませんか。
移動観測車で大気中の汚染物質の測定を行っている様子