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CO2排出源はどこ?

掲載日:2023年8月1日更新 印刷ページ表示

 一軒家をモデルに、家庭での二酸化炭素の排出源はどこにあるのか、確認していきましょう。

モデル図

1 エアコン(居間)

エアコンアイコン

家庭における消費電力の約1/4 を占めており、家庭での二酸化炭素排出の大きな要因となっています。

年間平均使用電力(冷房2.6 か月、暖房5.5 か月使用時)
6~9畳向け:650kwh = 243kg-CO2
8~12畳向け:930kwh = 348kg-CO2
10~15畳向け:1,350kwh = 505kg-CO2

2 ガス・石油ファンヒーター(居間)

ヒーターアイコン

ガスや灯油を燃焼させるので、使用時は二酸化炭素を排出しています。灯油を1リットル消費すると、2.492kg の二酸化炭素を排出しています。

3 電気カーペット・こたつ(居間)

こたつアイコン

電気で熱を発生させる機器は、使用時間に比例して多くの電力を消費します。

4 テレビ(居間)

テレビアイコン

家庭における消費電力の約1/10 を占めています。液晶テレビの普及により画面サイズあたりの消費電力は減少しましたが、大画面のテレビが普及したため、依然として消費電力全体に占めるあまり変わっていません。

5 照明(居間)

照明アイコン

家庭における消費電力の約1/6 を占めており、家庭での二酸化炭素排出の要因となっています。

年間平均使用電力(1日5.5 時間使用時)
~8畳向け:100kwh = 37kg-CO2
8~12畳向け:110kwh = 41kg-CO2
12畳~:106kwh = 40kg-CO2

6 冷蔵庫(台所)

冷蔵庫アイコン

家庭における消費電力の約1/6 を占めており、家庭での二酸化炭素排出の要因となっています。

年間平均使用電力
~ 400 リットル:430kwh = 161kg-CO2
400 ~ 500 リットル:300kwh = 112kg-CO2
500 リットル~:380kwh = 142kg-CO2

7 電子ジャー・電気ポット(台所)

ポットアイコン

お湯を沸かしたりご飯を炊いたりする以外に、保温している時でも電気を使用しています。8時間保温すると約0.05kg-CO2 の二酸化炭素を排出していることになります。

8 給湯(風呂場)

風呂アイコン

ガス給湯の場合、風呂桶1杯(200 リットル)のお湯を沸かすのに、1.3kg-CO2の二酸化炭素を排出しています(都市ガスの場合)。

9 温水洗浄便座(トイレ)

トイレアイコン

意外に電気を使用しているのが、トイレの温水洗浄便座です。家庭における消費電力の約4%にあたります。

年間平均使用電力
貯湯式:185kwh = 69kg-CO2
瞬間式:98kwh = 37kg-CO2

10 車(外:駐車場)

車アイコン

生活にはなくてはならない自動車ですが、家庭からの二酸化炭素排出量の約1/3を占める大きな排出源です。ガソリン1リットルあたり2.322kg の二酸化炭素を排出します。


注、電気使用量については、資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2011 年冬版」、二酸化炭素排出量については、(財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」から引用しています。