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医療に関するよくある相談Q&A

更新日:2021年10月20日 印刷ページ表示

このページは、医療安全相談センターによくある相談(Q&A)を掲載しています。

目次

問1 ○○(マルマル)病の治療を得意としている医療機関を紹介して欲しい。

回答

  • 医療安全相談センターでは、医療機関の評価に関する情報はありませんので、特定の医療機関をご紹介することができません。「かかりつけ医」にご相談ください。
  • 「自宅近くに〇〇(マルマル)科の医療機関はないか」ということであれば、群馬県統合型医療情報システム<外部リンク>で検索することが可能です。(当センターでこのシステムから医療機関をお調べして、お伝えすることはできます。)

問2 ○○(マルマル)といった症状があるが問題はないか。

回答

  • ある症状について、問題があるかどうかの判断は医師が行います。
  • 心配であれば、かかりつけ医または当該症状を治療できる医療機関に受診してください。
  • かかりつけ医がない場合や受診する診療科目がわからない場合は、医療安全相談センター(電話027-221-1110)に連絡してください。
    センターでは、苦痛の症状やその程度、部位、性別、年齢等々をお聞きして、受診科目のご案内をしております。
  • 休日や夜間に子どもが熱を出すなど、急な病気の時は、小児救急電話相談「#(シャープ)8000」でも相談を受けております。

問3 診療を申し込んだが断られた。診療拒否ではないか。

回答

  • 医師法第19条では、「診療に従事する医師は、診察治療の求があった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない」と規定されています。
  • 診療を断られた理由がわからない場合には、まず医療機関に説明を求めてください。
  • 説明を聞いても納得できない場合や、医療機関に説明を求めても拒まれた場合等は、医療安全相談センターまたは医療機関の所在地を管轄する保健所へご相談ください。

問4 病名や治療方法(診療内容)について説明がない。または説明を受けたが、よくわからない。

回答

  • 説明がない場合や説明を聞いてもよくわからない場合には、積極的に医師にお聞きください。
  • あとから疑問や不安に思うことが出てきた場合は、質問をメモ書きし、次回の診察時にそのメモを医師に渡して聞いてみるとよいでしょう。
  • 医師に直接聞きにくい場合は、担当看護師や医療機関内の相談窓口に相談されてもよいでしょう。

問5 医療ミス(手術で失敗された等)ではないかと思うが、どうすればいいか。

回答

  • 基本的には、当事者同士の話し合いで解決する問題ですが、最終的には裁判所が判断することになります。
  • 医療安全相談センターでは、医療ミスの判断はできません。また、仲裁する権限もありません。
  • まずは、どういう事がミスだと思うのか、メモを作ってみてください。その上で、医療機関から説明を受けるよう日時を設定し、話し合うことをお勧めします。話し合いには、家族等複数で行き、大事なことは必ずメモを取りましょう。
  • また、やりとりを録音をする場合は、相手方に了解を取ってから行いましょう。
  • 法的な解決を希望される場合は、弁護士会等の法律相談窓口に相談してください。

問6 職員からひどい言い方(態度)をされ、つらい思いをした。

回答

  • 職員の言動については、個人の資質によるところが大きく、侮辱罪や名誉毀損罪に該当する場合を除き、法律上の問題になることはありません。
  • 職員の対応に納得がいかない場合には、医療機関の相談窓口や苦情担当者へ相談してください。医療機関に設置してある意見箱などを活用して医療機関に対して改善の取り組みを促されるのも一つの方法です。
  • 医療安全相談センターは指導、監督する立場にはありませんが、ご相談の内容は医療の質を向上させるための貴重な意見であり、医療機関に伝えることができます。

問7 病気に関係のない検査をされた。

回答

検査の指示や薬の処方などは、医師の判断に基づき行われるものです。「病気と関係ないのでは?」と思った場合は、医師に説明を求めてください。

問8 求めた通りの症状、病気の程度を診断書に記載して貰えない。

回答

診断書は傷病名、治療内容、経過、現症、結果等を記載した文書で、医師の判断に基づき、医師が責任をもって作成するものです。患者さんが内容を決めるものではありません。

問9 入院の際に家族の付き添いを要求された。

回答

  • 医療機関は、原則家族の付き添いを強制することはできません。
  • ご家族が一緒にいた方が精神的に安定が得られる等、治療上の理由で家族の付き添いを勧める場合もあります。どうして付き添いが必要なのかを、医療機関によく聞いてください。

問10 入院(受診)している医療機関にカルテの開示を求めたい。

回答

  • 医療機関は、患者が自身のカルテの開示を求めた場合、原則としてこれに応じなければなりません。申請方法は入院(受診)している医療機関に問い合わせてください。
  • ただし、開示することにより、第三者の利益を害するおそれがあるときや、患者本人の心身の状況を著しく損なう恐れがあるときなどには、その全部又は一部を開示しないことができます。
  • 開示しない場合、医療従事者は、請求者に対し、理由を示さなければなりません。医療機関がカルテ開示の求めに応じないときは、理由を確認してみましょう。
  • もし、入院中に受けている治療に疑問、不安があれば、病棟の看護師長にそのことを話してみるのも一つの方法です。

問11 主治医以外の医師の意見も聞いてみたい。

回答

  • 主治医から治療方針等の説明を受けたが、主治医以外の医師の意見を聞き、納得して治療方針を選ぶために、セカンドオピニオンという方法があります。
  • 紹介状が必要なので主治医にそのことを相談してください。
  • 主治医に対して他の医師の意見を聞くことを遠慮される方がいますが、心配はいりません。
  • 医師に何でも相談することで、患者さんの考えていることが伝わります。

問12 病気が治っていないのに退院(転院)を勧められた。

回答

  • 医療機関は、患者さんの病状等(例:急性期、回復期、慢性期)に応じ、役割分担して治療をしています。
  • 退院や転院治療は医師が専門的知識により判断します。どのような状態で治っていないと思われるのか、医師に伝えて相談してください。
  • 医師に言いにくい時は、医療機関の相談窓口に相談してください。

問13 医療費の内容に疑問がある。医療費が思ったより高額で納得がいかない。

回答

  • 医療費は、診療報酬基準により算定しています。
  • 医療機関は、支払いの際、医療費の明細書を発行します。明細書の項目(例:初診料、入院料、○○(マルマル)管理料)を見た上で、具体的なことは医療機関の事務の窓口でお尋ねください。
  • 説明を受けた結果、どうしても納得ができない場合や請求内容がわからない場合は、加入されている保険者(健康保険組合、協会けんぽ群馬支部、市町村役場等)へ問い合わせてください。
  • 自由診療(美容整形など)の場合、医療費は医療機関と患者さんとの間の契約で決まります。契約前に医療機関とよく相談してください。

問14 自由診療を受けたいがどのようなことに注意すればよいか。

回答

自由診療の契約書の内容を良く読んだり、医療機関からも説明を聞いて

  • 費用はいくらかかるのか
  • 治療期間はどのくらいか
  • 治療を中止した場合、費用はどうなるのか
  • 治療の成果が思わしくない等のトラブルがあったときはどうするか
    その際も別に負担金が生じるのか

等の点をよく確認の上、納得して受診してください。

問15 交通事故が原因で通院が必要になったが、どうすればよいか。

回答

  • 通常、交通事故など第三者の行為によりケガ等が生じた場合、加害者側が治療費等を支払うこととなります。
  • ただし、事故後すみやかに「第三者の行為による傷病届」を加入している健康保険(社保、国保)の窓口に提出した場合は、加入している健康保険で治療を受けることもできます。(注:加害者からすでに治療費を受け取っているときや仕事中、通勤途中の事故の場合は認められません。)
  • 健康保険を使用する場合は、早めに医療機関にもその旨を伝えることをお勧めします。
  • 詳しくは加入している健康保険組合の相談窓口や医療機関にご相談ください。

問16 差額ベッド料金の負担はどのようなしくみになっているのか。

回答

差額ベッド(特別療養環境室)料金については、患者さんの承諾が必要など徴収要件があります。まずは入院している病棟の看護師長または病院の相談窓口に相談してください。さらに詳しい説明を希望される場合は、加入している健康保険等にご相談ください。

問17 医療機関に受診したが病気が治らないので医療費を払いたくない。

回答

  • 医療機関で診療を受けることは医療契約にあたります。患者が診察の申し込みをして医師が診察を開始すると医療契約が成立します。
  • 患者と医師が互いに権利を有し義務を負っていますが、医師が病気を診察、治療すれば医療契約は果たされるものであって、病気が良くならないといって医療費の支払いが免除されるものではありません。
  • 診察を受ける際は治療方針や治療期間の目安等を確認され、今後の見通しを把握されることをお勧めします。

問18 入院が必要となったが医療費が払えるか不安がある。

回答

  • 病気の治療内容や患者さんの経済状況によっては、各種社会保障制度が利用できる場合があります。
  • 利用可能な制度や支払い方法について、医療機関の相談窓口に相談してください。

問19 処方された薬による副作用と思われる症状が現れたがどうすればよいか。

回答

  • そのまま飲み続けることはせず、すぐに処方した医師又は薬剤師に連絡し、相談しましょう。
  • ただし、自己判断で薬を中止したままにすることは治療に影響が出てくる可能性があります。必ず医師等に相談してください。

問20 治った気がするが、もらった薬は全部飲まないとダメか。

回答

  • 医師の指示がない限りは、原則処方された分はのみ終えて下さい。
  • 全部飲んだ方がよいか、医師に前もって相談しておくことも一つの方法です。

問21 病気の診断をもっと早くして欲しかった。

回答

  • 病気によっては、さまざまな症状が現れる等の理由で、1回の診察で診断がつけられないこともあります。
  • その場合、患者さんの立場からすると、焦ったりいらだったりするかもしませんが、医師に経過を診てもらう必要があります。
  • なぜ、時間がかかったのか、納得できない場合は受診している医師または医療機関の相談窓口にそのことを伝えてください。