総合型地域スポーツクラブ
総合型地域スポーツクラブの背景
- 平成12年9月に策定された国の「スポーツ振興基本計画」の中で、生涯スポーツ社会の実現に向けた、地域におけるスポーツ環境整備のための重点施策として「2010年(平成22年)までに、全国の各市区町村において、少なくとも1つは総合型地域スポーツクラブを育成する」という目標が掲げられ、これに基づき、群馬県としてもクラブ育成に取り組んできました。さらに、平成22年8月に策定された「スポーツ立国戦略」及び平成24年3月に策定された「スポーツ基本計画」においても、総合型地域スポーツクラブを中心とした地域スポーツ環境の整備が掲げられており、引き続き総合型地域スポーツクラブの創設支援並びに活動支援を実施していくことが決定されています。
総合型地域スポーツクラブとは
- 総合型地域スポーツクラブとは、活動拠点となる施設が有り、単一種目だけでなく、複数の種目を楽しむことができ、子どもから高齢者まで地域住民の誰もが集い、興味、関心、体力、技術に応じて、質の高い指導者の下に活動できるクラブです。また、多くの住民が会員になり会費を負担することで財政基盤が整い、大きなクラブ運営が可能となる、地域住民が支え、運営するクラブです。
県内の総合型地域スポーツクラブ育成状況
- 県内には、現在25の市町村に41のクラブが設置済みです。
- 市町村単位の育成率は71.4%となっており、今後も、未育成市町村へのクラブ育成を進めるため、普及啓発活動を実施していきます。
広域スポーツセンター(ALSOKぐんま総合スポーツセンター本館内)
- 群馬県広域スポーツセンターでは、地域において子供から大人まで、また高齢者や障がい者など、年齢や性別及び技術レベルや興味にあわせてスポーツに参加できる『総合型地域スポーツクラブ』の設立・育成を支援することを目的として、各種支援事業を行っています。