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平成27年度 ぐんま農業新技術

1.電源や水道設備のない場所でも利用できるトマト育苗自動かん水システム

(農業技術センター:企画部・機械施設係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 電源や水道設備のない場所でも利用できるトマト育苗自動かん水システムを開発した。日射量と土壌水分量を測定し自動でかん水でき、少量多回数のかん水により徒長しない良苗を生産することができる。

2.県産キャベツを原料としたキャベツ酢の開発

(農業技術センター:企画部・農産加工係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 キャベツを原料に酢酸発酵すると、キャベツの甘み、香り、うま味が特徴のキャベツ酢が製造できる。また、キャベツ酢には、穀物酢と比較すると糖類、遊離アミノ酸が多く含まれ、ビタミンUも含まれる。

3.マンガン欠乏を主原因とするベニバナ葉の斑点症状とその対策

(農業技術センター:環境部・土壌保全係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))

 ベニバナにおいて下位葉の葉脈間に斑点症状(灰白色~薄い褐色の小斑点が生じ、後にやや大型の不整形の灰白色の斑点となる)が発生し、上位葉へと進行する生育障害の事例があった。その主原因はマンガン欠乏であった。対策としては、土壌pH6.5を上回る場合は生育初期から下位葉を観察し、該当する斑点症状が認められたら速やかにマンガン葉面散布を開始することが有効である。

4.夏まき冬どりキャベツの育苗期間を延長した苗を利用した安定生産技術

(農業技術センター:園芸部・野菜第二係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))
 
 夏まき冬どりキャベツの育苗日数を慣行の30日から15日延長し、育苗日数を45日として茎葉を硬化させた苗は、夏季の定植における活着率が慣行の苗よりも高く、収量も優れる。

5.平坦地における冬春どりレタスの作型開発

(農業技術センター:園芸部・野菜第二係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))
 
 冬春どりレタスのハウス栽培において、12月上旬から不織布を浮きがけ、または、べたがけ被覆することにより収穫期が早まり増収する。品種は「テンション」、「インカム」が適する。9月上旬から10月下旬の播種により、12月下旬から3月中旬までのレタス生産が可能となる。

6.イチゴ育苗ハウスの屋根散水冷却による収穫期の前進化

(農業技術センター:園芸部・野菜第二係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表)) 
 
 夏期高温期に、市販の散水チューブを用いた屋根散水をイチゴ育苗ハウスに行うことにより、ハウス内気温の上昇を抑制することができる。高温が抑制されることによりイチゴの花芽分化期と収穫開始期が早くなり、年内収量が増加する。

7.ブドウ「シャインマスカット」の開花から収穫期の作業時間を約35%短縮できる省力栽培技術

(農業技術センター:園芸部・果樹係 連絡先 電話 0270-62-1021(代表))
 
 「シャインマスカット」の短梢栽培では、花穂整形器の利用や1新梢2房利用技術等を組み合わせることで、果房管理作業を約30%省力化することができる。また、新梢管理作業ではメピコートクロリド液剤を散布し、果実軟化期以降の新梢管理を省くことで、約75%省力化することができる。これらの省力技術によって、果実品質を低下させずに開花から収穫期の作業時間を約35%短縮できる。

8.タラノキ新品種「ぐんま春王NT(仮称)」の特性

(農業技術センター:こんにゃく特産研究センター 連絡先 電話 0279-22-2144)
 
 タラノキ新品種「ぐんま春王NT(仮称)」は、収量性や促成芽の品質、そうか病耐性に優れる「ぐんま春王」と同等の特徴を持ちながら、茎や葉、促成芽のトゲが非常に細く少ないため、作業性に優れている。

9.新たな遺伝子組換えカイコの実用化

(蚕糸技術センタ-:蚕糸研究係 連絡先 電話027-251-5142 )
 
 診断薬用の抗体生産を目的に、新たな遺伝子組換えカイコ(GMカイコ)を「ぐんま200(J系統)」「ぐんま200(K系統)」に実用品種化した。実用品種化した両系統は、全齢人工飼料育で安定した飼育、繭生産ができる。さらに、新上蔟法(平面固定したボール蔟に繭を作らせる方法)により良好に結繭することから、収繭・毛羽取り機を使用して優良繭を生産できるため、稚蚕共同飼育所(ロータリー式飼育装置)を活用した繭生産システムへ導入できる。

10.冬虫夏草菌培養に適する蚕品種の選定

(蚕糸技術センタ-:蚕糸研究係 連絡先 電話027-251-5142 )
 
 高温飼育環境に適応性がある蚕品種を検索し、群馬オリジナル蚕品種の「新青白」、遺伝資源として保存している原種を掛け合わせた「榛×明」を選定した。選定した蚕品種は、4~5齢期に高温で飼育しても不良繭の発生や健蛹率(健康な蛹の割合)の低下がなく、冬虫夏草菌培養に供する健全な蛹の安定供給が可能である。

11.遊漁用ニジマスの釣獲特性評価

(水産試験場:川場養魚センター 連絡先 電話 0278-52-2007 )
 
 遊漁用ニジマスとして作出した新たな系統の普及のため、民間管理釣り場においてアンケ-トによる釣獲特性評価試験を行ったところ、引きの強さと姿形の良さ等について、遊漁者から良好な評価を得ることができた。

12.新規系統アユの開発

(水産試験場:生産技術係 連絡先 電話 027-231-2803 )
 
 河川放流後の冷水病被害を軽減するため、冷水病を人為的に感染させ生残したアユを親魚養成して種苗を生産した。この作出したアユを江戸川系とし、冷水病耐性に加え、種苗性として遡上能となわばり形成能を検証した。
 冷水病耐性は、従来種苗の群馬系よりも高かった。種苗性は、従来種苗の群海海系や群馬系と同等か、それ以上に高かった。

13.黒毛和種雌牛の育成期の適正な栄養管理による収益向上

(畜産試験場:肉牛係 連絡先 電話 027-288-2222 )
 
 黒毛和種雌牛では、育成期に過肥と判定された子牛を肥育すると皮下脂肪が厚く、歩留りが低く、肉質も低下する。育成期の栄養度が適度な子牛を肥育することで、産肉性や枝肉格付けのよい牛肉を生産でき収益が向上する。

14.採卵鶏の長期飼育下における適正飼育期間の推定

(畜産試験場:養鶏係 連絡先 電話 027-288-2222)
 
 採卵鶏を長期飼育した場合、飼料要求率の積算値が最も低下した週齢が利益が最大となると考えられ、この週齢が長い鶏種は長期飼育に向くと考えられた。また、重量取引と個数取引では積算値の最も低くなる週齢が異なり、鶏種による評価も大きく異なってくる。

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